DSMとICD 内容・発行元・覚え方
内容
DSM=精神疾患の診断・統計マニュアル
最新版はDSM-5(2013年発行)
精神障害のみの分類
〜第4版との変更点
多軸評定法の廃止。
アスペルガー症候群が、自閉スペクトラム症に含まれるようになった。
ICD=国際疾病分類
最新版はICD-11(2019年に承認も、まだ和訳は出版されていない)
→和訳があるものとしては、ICD-10(1992年発行)が最新。
精神疾患だけでなく身体疾患も分類されている。
発行元
DSM
→アメリカ精神医学会(APA)
ICD
→世界保健機関(WHO)
覚え方
↓覚え方の一案がこちら↓
「WHO発行のICD」、とこれで覚えられるんじゃないだろうか。
どちらか一方を確実に覚えておけば、もう一方は「じゃない方」で思い出せると思う。
以上、DSMとICD 内容・発行元・覚え方でした。
参考文献
渡辺雅幸(2020). 専門医がやさしく語るはじめての精神医学 改定第2版 中山書店
日本大百科全書(ニッポニカ). "コトバンク" 2017/08/21. https://kotobank.jp/word/DSM-192156,(参照2022-05-29)
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