自分の気分次第で壊せるもの:加害者の無自覚性について。幡野広志さんの記事から考えるDVのこと。
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2021/03/11
こんにちは。HACOです。
DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)を考える時に、忘れないようにするために記事にしておこうと思います。
※DVについての記事ですので、下記のリンクの記事には、DVに関する描写があることを予めご了承ください。
■現在のDV問題について、カウンセラーの信田さよ子さんに伺いました
長年DV問題に取り組んでいる信田さよ子さんをお招きし、幡野広志さんと一緒に編集部がDVについて学ぶ連載の最終回です。DV加害者の多くは自分がDVをしていることを自覚していないという問題や、自分自身の無自覚な暴力性に気づくためにはどうしたらいいかを考えていきます。(写真:幡野広志 聞き手:編集部 大熊)
全4回の連載になっています。
「加害者の無自覚性について」
DV加害者に自覚なんてない。彼らにとって自分のしていることは当たり前のことだから。
「自分自身の無自覚な暴力性に気づくためには?」
無自覚な暴力性って、車椅子の人に「ここから東京駅に行くのがどれだけ大変かってどうしたらわかりますか?」と質問するようなことですよね。そんなの、車椅子の人からしたら、なんで私がわざわざ教えてあげなきゃいけないんだっていう。
すごく重要な視点であり、言われてみれば気づくことなのですが、それに気づけない場合がある怖さ。最終回の記事にある上記の2つだけでも忘却しないようにと。
DV、暴力にどのように向き合っていくかを再考させてもらいました。興味がある方は、上記の全4回の記事を読んでみてください。
暴力や力について、昔に読んだマンガから意識していることもあります。
玄海師範から、主人公の幽助に向けられた言葉。
人は自分の気分次第で壊せるものをそれぞれ持ってる
おもちゃだったり ペットだったり
恋人だったり 家庭だったり 国だったりする
お前はそれが人よりデカい それだけだ
壊したくなったらその前にここに来な
まずあたしの命をくれてやる
出典:「幽☆遊☆白書」17巻 (ジャンプ・コミックス)
この言葉は強くこころに残っています。
怒りにとらわれそうな時、イライラしている時などに、思い出すように。
力があるもの、大きいものだけでなく、誰でも大なり小なり、壊せるものを持っていること。そして、「自分の気分次第で」ということを忘れないように。これは、無自覚性につながる部分でもあるかなと思います。
また、そんな何かを壊してしまいそうなときに、それを受け止めてくれる人がいるかどうか。受け止められる人になれるかどうか。
まずは自分のことからですね。ダークサイドに飲み込まれないように。
個人的な師匠としては、ヨーダと玄海師範は外せないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もよい一日を。
それでは、また。
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