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あらゆる呼吸法

こんにちは。STUDIO RのKeikoです
そろそろ学科や実技試験やらが
増えてくるのでソワソワ。
なので今日は呼吸方法について
話しましょう

呼吸について
インストラクターの方々からよく
質問が出てきますが
呼吸をどう教えていけばいいのか

マニュアルとしては決まっていても
そこに辿り着くまでには
自分自身の呼吸がどんなものなのかを
知っていて、
コントロールできて
エクササイズによって使い分けができて
自然に、自動的に反応できるまで。

そうなれば、
ピラティスのマニュアルのように
指示されたとしても
きっとできることでしょう

さ、それまでにどんな事をすれば?

というわけで、ずいぶん前に
足関節の可動域を出しつつ、
呼吸法を使い分けてみようという
ワークショップを行ったのですが、
そこからポイントをご紹介します

あらゆるエクササイズに効果的な4つの呼吸法より Pilates Studio R

これはリハ部コースでも、今でも使用している
呼吸の考え方になっています

ピラティスで用いる呼吸は基本的に
鼻から吸って
口から吐く
胸式か、腹式呼吸かはいまだに
議論はあるものの、
エクササイズによって
正確にコントロールするとき
または
その可動性を引き出したいとき
それとも
筋収縮の順番を考えたいとき
それか、
持久性・耐久性・スピードか
などなど

目的によって、呼吸パターンを選ぶ

「ためる」
吸って~して。吐いて~する
では、可動域が出にくいときは!

関節の一部が動き出してから
呼吸を始める
という意味で「呼吸をためておく」

「細く長く」
エクササイズの中で、バランスを
取らなければならない場合に使える
一気に吐き出してしまうと
どこかで力み、力が抜けない
だからバランスが崩れる

そういったときは
呼吸をエコで使う
全体を通して「細く、長く呼吸を使う」

「スタッカート」
呼吸が長く吐けない、吸えない場合
動きが持久力を試されるものには
呼吸を切っていく

音楽でいうスタッカート
フッ・フッ・フッ
スッ・スッ・スッ
といった具合に、そうすると
エクササイズ中に呼吸が長持ちする
酸素効率がよければ持久力も上がる

「力強く」
ピラティスエクササイズは一見
静かで、滑らかで、しなやかな
イメージがあるかもしれないが、
パワーワークアウトともなれば、
教室を抜け出したくなる??笑
ほど強度の高いクラスも展開できる

そういう場合は
インナーマッスルは瞬間的に起動して
いて当然のごとく、アウターマッスルを
速効で使わないとならない

優しく吐いている場合ではない!
というわけで、しっかり力強く吐ききることも
時に大事なのである

ご自身のプログラムを使って

インストラクターの皆さんが普段
色んなクラスを受け持ち、
バリエーションに困ったり
お客様の反応を
もうちょっと引き出したかったりしたら、
今行っているプログラムに
この呼吸パターンを使ってみたらちょっと
面白いのではないでしょうか!

ちなみに
このあらゆるエクササイズに効果的な呼吸法
のワークショップ内容はスタジオに
お問い合わせくださいませ~