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鬱くしき日記 10/30 先輩からのLINE

こんばんは。
今日は暖かかった。
もう11月になるというのに、薄手のシャツ1枚羽織るだけで過ごしやすい日だった。
最近は「秋」の季節を感じる事なく、一気に寒くなりショップコートなどの秋コーデを楽しむ事も少なくなってきている気がする。
まあそれはそれで過ごしやすいので好きなのだ。

朝散歩を行い、いよいよ引っ越しの準備を始めないと間に合わないかもなーと思いながらも、大量の洋服を畳んでいた。
本当はミニマリストってやつを経験したいのだが、オシャレするのが好きなのでやはり服が多くなる。
しかも柄物のシャツなども好きなので俗に言う「モノトーンコーデ」などは苦手。。。というか似合う気がしない。

そんな事を思いながらも、どうしても今日は同僚に会いたくなった。
オフィスで仕事をしてくれている仲間に会いたくなった。
休職中にそんな事を良く思いつくよなと自分でも思うが、仲間は大好きだからたまに会いたくなる。

とりあえずみんなが飲みそうなお茶を買ってオフィスへ。
まさか休職している人間が職場に行くとはと思う人もいるだろう。
しかし私は復職を目標として休職している為、休職する前に事前に休職中にオフィスへの出入りの許可を頂いている。

というのも、前回の復職後の初日の出社が凄く不安感が強かったのを覚えている。

それならばいっそ、ちょっとずつでもオフィスに顔を出して「慣らし出社」的な感じで遊びに来てねと言われている。
生真面目な私はそれを真に受けて、遊びに行ったのだ。
今思えばどんな神経をしたら、そんな事が出来るのか?と思うが
人の目を気にしない事を練習している私はこれも一つの訓練だと思い行ったのだ。

オフィスにつくと仲のいい同僚がちょうど入口にいた。
PCに真面目に打ち込んでいる部下も席を立ちあがり「お疲れさまです!元気ですか?」と気さくに話してくれた。
私は全く苦痛を感じなかった。
むしろウェルカムな空気感が嬉しくも感じた。

お茶をデスクに置き「みんなで飲んで」と言い、部下にこそっとチョコレートを渡した。
めちゃめちゃ笑ってた。
私も自然と口角が上がり笑ってた。
まるで時間が戻ったような感じだった。

なんか家で休んでる事も重要だが、こんなことでコミュニケーションを図って遊びにいくのもいいものだと思った。

そんな話をしていると、上司が外回りから帰ってきたのが見えた。
私の車が停まっているのをみたのだろう。
階段から徐々に見える上司は手を振っていた。
「おお!元気になってきたか?」
いつもと変わらぬ感じで接してくれた。
美容室でパニック発作が出て、途中退室してきた事を話したら皆爆笑していた。
完全なる自虐ネタになっていたが、そんな空気感でさえ好きだった。

本当にお茶持って遊びに来るとは思わなかったよ。などと談笑し
帰宅した。

帰り道の私の心は凄く満たされた。
体調がしんどい時は帰り道もしんどかったが
いつもの帰り道とは違う感じだった。
車に差し込む日差しでさえ、気持ちよく感じた。
窓を開けて風を頬で感じた。

私はちゃんと変わってきていた。

帰ってきてからしばらくすると
直属の上司からLINEが入っていた。
ギター好きでジャンルは違えど話が合う方だ。

トモ藤田さんというギタリストがいい事言ってたんで・・・
・Don’t worry(心配しないで。)
・Don't Compare(比較しない。)
・Don't expect Too fast(急いで結果を期待しないで。)
・Be kind to yourself(自分に優しく。)

こんな事を送ってくれた。
本当にありがたい。
感謝します。

私は体調を良くしてやっぱりこの人達と仕事をしたい。
苦楽を共に成長したい。

私の好きな格言。
艱難辛苦汝を玉にす。
艱難辛苦ってやっぱりあるんだよ。
でもそれを乗り越えていくことに人の成長はある。
困難を乗り越えた数だけ強くなれるんだよな。

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