身体編 Hack.17 運動負荷の基本
負荷の基本として、次の日の身体の状態を指標にして欲しい。
つまり、次の日に筋肉痛が激しく生じてしまったのであれば、負荷が強い証拠である。
誤解のないように捉えて欲しいが、あくまで「激しく生じた」場合の話である。
大概の方がダイエットを行うのであれば、もともと運動不足の方のはずで、少しの筋肉痛は仕方がないと思って欲しい。
続かない方ほどスタートダッシュで負荷を上げすぎて、筋肉痛がひどいから治ったら再開という、悪循環で運動を辞めてしまう。
運動の負荷を決める上で、次の日に疲れが出ない負荷から始める事が基本である。
疲れが出ないと言う事は筋肉への過剰な負荷がかかっていない事であり、スタート成功だと思って欲しい。
その時に若干の筋肉痛は生じるかもしれないが、「疲れが残らない」範囲であれば、筋肉痛もわずかである。
そもそも筋肉痛は、筋肉の線維が壊れてしまって生じる痛みだと思って欲しい。
だからこそ、人間の脳が早くその壊れた部分を治そうと血液を患部に送る。結果修復した際には、壊れる前よりも少し頑丈な状態となり、壊す-治すの繰り返しで、筋肉は強くなっていくのである。
但し、筋肉痛が生じていないからといって、ミクロなレベルで筋肉が損傷していないのか?というとそれは違う。
その為、運動は 下肢ー体幹前面ー上肢ー体幹後面と4日ワンクールか、慣れてきて負荷が上がってくるようならば、下肢ー体幹前後面ー上肢ー休みの日というプランを付加の基本として提案したい。
Hack,18に続く
日和将貴(ひわまさたか)
島根県の理学療法士養成校を卒業。実習で指導をしていただいた師匠のいる山間部の老健に就職する。「病気は知識、人を診る、住処を診る、環境を診る」人が活きる事を想像する師匠の背中を見て、現在は病院で中間管理職として勤務している。中国地方のセミナーの少なさを補う為、PT・OT・ST向けセミナーを誘致する団体運営とWebを使用した学習サイトと協働している。現在は中間管理職応援家としても活動し、セミナーだけでなくYouTubeやzoomを利用して中間管理職のマネジメント、心得や仕事術等を定期的に配信している。
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