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ミーアキャット(2009)
小さな体を奮い立たせ、大切な家族を守り抜く
愛すべきミーアキャットの驚くべき姿に感動!
まるで人間みたいに背筋をピンと伸ばして直立するポーズがコミカルでかわいいミーアキャット。
しかし、立ち上がる習性は、敵を早く見つけて、身を守るためのもの。成長してもわずか体長30センチ程のミーアキャットが、その小さな体で過酷な自然環境を生き抜くために不可欠な行為なのです。
本作は『ディープ・ブルー』『アース』のBBCが、ミーアキャットの知られざる生態に迫った自然ドキュメンタリー映画。
赤ちゃんミーアキャット、コロの成長を軸に、アフリカ・カラハリ砂漠で暮らすミーキャットの家族の驚くべき生活が描かれています。
【ストーリー】
生まれて3週間の赤ちゃんミーアキャットたちが初めて巣穴から地上へ出てきます。両親がエサを探しに行く間、赤ちゃんの子守りをするのは、1歳上の兄の役目。ワシやヘビなど天敵が目を光らせる中、兄は懸命に赤ちゃんたちを守っていました。
しかし、好奇心旺盛なコロが群れから離れてしまい、そこへヘビが忍び寄ります……。
つぶらな瞳のあどけない表情、母親に寄り添い眠る様子、おぼつかない足取りの直立ポーズなど、無邪気な赤ちゃんたちの姿が実に微笑ましいです。
しかし、生まれた子の生存率はわずか3匹に1匹。そんな厳しい環境下、子どもたちを守り、育てる家族の姿が本作の核となります。
天敵から弟たちを守る兄に訪れる危機、干ばつで食料がまったく無くなる砂漠など、常に死の脅威にさらされるミーアキャットの日常と、過酷な状況を知恵と家族の絆で乗り越えるミーアキャットの姿を、最新テクノロジーを駆使して撮影し、ドラマチックに編集した映像は、愛と癒し、驚異とスリルに満ちています。
オリジナル版のナレーションを務めたのは、公開前年に他界した名優ポール・ニューマン。彼の最後の肉声が聞ける貴重な作品でもあります。
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