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ザ・メニュー(2022)

レイフ・ファインズが狂気のシェフを怪演
前代未聞のフルコース・サスペンススリラー

 
絶海に浮かぶ孤島に建てられた、世界で最も予約の取れない高級レストラン、「ホーソン」でふるまわれる “究極”のフルコースとは?

美味しく調理されるのは、人間たち?! そんな恐怖のディナータイムが幕を開けます。

【ストーリー】
アメリカ北西部・太平洋沖の小島に佇む高級レストランに11人の招待客が向かいます。連れがいないと入れないのがホーソンの決まりのため、この日を待ち望んでいたグルメマニアのライター(ニコラス・ホルト)は恋人にドタキャンされたことから、マーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)を誘います。
ほかにも、著名な料理評論家のリリアン(ジャネット・マクティア)と雑誌編集者のテッド(ボール・アデルスタイン)、グルメ番組の司会者を狙う落ち目の映画スター(ジョン・レグイザモ)とアシスタントのフェシリティ(エイミー・カレロ)など、裕福な常連客たちが世界的カリスマシェフ、スローヴィク(レイフ・ファインズ)の豪華ディナーを楽しみにやってきました。

島に到着するやいなや、怪しい雰囲気がプンプン漂います。

まずはレストランの女性給仕長エルサ(ホン・チャウ)が何とも不気味。レストランへ向かう前の島ツアーでは、スローヴィクの家には、スタッフの誰も入ったことがないことが明かされます。

そんな謎めいたカリスマシェフ、スローヴィクを演じるレイフ・ファインズの怪演が最高! 底知れぬ狂気を秘めたスローヴィクは身震いしてしまうほど怖いです!

前菜、パン、スープ、メイン……、料理をこよなく愛するスローヴィグがその思いをたっぷり込めた料理は次第に常軌を逸していきます。

恐怖の料理って、どんなものなのか? よほど驚くべきものでないと観客は納得しないと思いますが、怖がらせようとする仕掛けは十分に仕込まれています。

登場する料理は、サンフランシスコの三つ星レストランの有名シェフが監修した本格派ですが、食べるのは難しいものばかり。“グルメ”な人々への辛めな皮肉をまぶした風刺スリラーとして、奇想天外なディナーをじっくり堪能してほしいです。

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【レイフ・ファインズの最新主演映画が2025年3月20日より公開】

スリリングなコンクラーベの内幕

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