【さやま大茶会】5年ぶりにお茶会に参加して学んだ話
こんにちは、prot です。
11月中旬になって一気に寒くなってきましたね。
今回は埼玉県の稲荷山公園で行われる さやま大茶会 に参加しました!
普段は抹茶の席に入っていましたが、今回は煎茶にも入ってみました。
さやま大茶会って?
さやま大茶会は、毎年稲荷山公園で開催される 狭山市で育ったお茶を気軽に味わえるイベントです。今年はなんと35年!
実を言うと私も高校生の頃はこのお茶会に席を設けていました。
お茶席で学んだこと
11月は炉開きの時期なので、道具に織部のものが使われますが、
私の入った席では織部(おりべ)饅頭が来ました!
口上について
口上というのは、お客様にお道具の説明をする方(半東が務める場合もあり)のことです。ちなみにお茶を点てるのが亭主、点てたお茶を運んだりお客様の様子を見て適宜水屋に指示を出すのが半東です。
さて、今回参加した席の向上ですが、どうもお話が聞き取りづらい。。
というのも2点ほど理由があり、まずこの日は風が強く、野点の席では道具の説明が聞こえづらかったのと、
もう一点目はお客様に身内の方がいる点です。
説明する方向(体の向き)がどうしても身内優先してしまい、話されている内容のうち何割かは???状態でした。
自分が席を設ける際は、なるべく正客様の方に向かってお道具の説明をし、家族や身内を呼ぶ際は自分が亭主の時にし、他のお客様を置いてけぼりにしないようにすること!という大事なことを学べました。
玉露について
正直な話、玉露(煎茶)への挑戦が一番の収穫でした。
席の流れが抹茶の時と違って、「お茶→お菓子→お茶」なんですね!
玉露自体味が繊細なため、最初に飲んだお茶と最後に飲んだお茶に違いが感じられるのが良かったです。
また、玉露は温度管理の面で難易度が高く、点ているときも、お点前のスピードの緩急をうまく調節しながら、お湯の温度が最適な状態でお客様に提供する、この一連の流れを見れたのはいい勉強でした。