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松本マラソン2022 完走記
先週の日曜日(11/13)に松本マラソンに参加しました。フルマラソンは、55歳の時から初めて、今回が7度目で6度目の完走でした。
本来は、毎年1度はフルマラソンを走りたいと、月に120−150キロを走っています。ただ、この3年間は主にコロナの影響で、出場登録した大会がキャンセルまたは、出場辞退してきました。それでも、今年は、ハーフマラソンを2度走り、満を持しての出走でした。
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一言で感想を言うと、「自分の体力はハーフマラソンが限界!」でした。タイムは、4:35:07と令和元年に10月のコロナ前最後のマラソンとほぼ同タイムでした。前半の6分/キロぎりが功を奏して何とか、このタイムを出したのですが、正直、20キロ過ぎから、あまりにしんどくて、いつ止めようかと思いながら走っていました。
特に後半は、坂が多く、また向かい風で歩こうかと思いましたが、「絶対に歩かない」「やめずに一歩づつ進めば必ずゴールできる」と自分を叱咜しながら走りました。励みと助けになったのは沿道の皆さんの暖かい声援でした。
最後の10キロは、信州スカイパークエアリアで、サイクリングコースと滑走路の横を気持ちよく走れる場所でしたが、心に余裕はありませんでした。
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前回のハーフマラソンで、給水ステーションに立ち止まりすぎて、タイムを落とした反省で、今回は、何箇所かをスキップしようとわざわざ1Lの水の入ったウォーターバッグを背負っていましたが、結局、ほとんどの給水ステーションでスピードを落とし、少し休息を取った上で、再スタートを繰り返しました。大会側の配慮で後半はほぼ2.5kmごとに給水ステーションがあったので、この誘惑に負けて、最後のスローダウンにつながりました。
やっとのことでゴールしたのですが、いつもの大会とは違った感覚でした。いつもならば、「やった完走した。次はもっと早く走るぞ!」というものですが、今回は、「フルはもういいかな。欧米のようにハーフを楽しんだ方が体にいいかな」と思いました。
完走記録証をどこかで貰えるはずが、見当たらず、完走メダルと完走賞のタオルとスナックはもらいました。普通ならば、記録と一緒に記念撮影する場所があるのですが、それも見当たらず、荷物の整理をしていたボランティアさんにちょっと撮影をしてもらいました。雨が降り出したので、早々に帰りのバスに向かいました。
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唯一良かったのは、バス停に向かう途中で、スポンサーのファイテンのテントを通ると、今回の大会の優勝者の「川内優輝」選手とツーショットを撮らせていただく機会を得たことです。
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その後、バスでスタート地点に戻り、山梨県北杜市にある宿に戻って、温泉につかりゆっくりしました。足はパンパンでカニ歩きしかできなかったので、名古屋まで戻らずに正解でした。
翌朝、朝食によせば良いのに、前日食べ忘れたおにぎりを食したのが原因か、その後、食あたり状態となり、何度もトイレに駆け込む始末。家への帰路、SAでトイレに駆け込み、家に帰っても大変な状態でした。実は、3日経った今も少しは改善したものの、その状態は続いています。その上に、持病の喘息まで出てきました。
やはり、63歳にもなったら自分の歳を考え、限界を超えないようにしないといけないとつくづく思った次第です。
そう言いながら、来年3/12名古屋シティマラソンと4/23岐阜清流マラソンに申し込んでいました。何せ、目標がないと毎朝のランニングのモーティベーションが湧かないので。両方ともハーフなので大丈夫と言い聞かせています。ここらあたりが、仲間から「回遊魚体質」と言われる所以です。