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「自殺の理由」がトレンド入りしてたから考えてみた。

割引あり

目次

  1. Xを開いたら「自殺の理由」がトレンド入りしていた話

  2. 日本って恵まれてるのに、なんで生きづらいのか?

  3. 僕はまだ死ねない理由がある

  4. 「どう生きるか?」は、自分で決めるもの 〜東洋哲学から考える〜

  5. 生死感について、僕が年末年始に考えたこと

  6. あなたは、どう生きたい?

1. Xを開いたら「自殺の理由」がトレンド入りしていた話

Xを開いたら、「自殺の理由」 というワードがトレンドに入っていた。

「え、なんで?」と思いながらタイムラインを見てみると、
「日本の自殺率ってなんでこんなに高いんだ?」
「生きる意味って何?」
みたいな投稿が溢れていた。

…いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
僕、まだ死にたくないんですけど!?

むしろ、「これからが本番やろ!」って思ってるし、
そもそも 「生きる意味ってそんなに考えなきゃいけないものなの?」 という疑問すら湧いてきた。

でも、改めて考えてみると、日本は確かに 「生きづらい国」 だ。
それはなんでなんだろう?


2. 日本って恵まれてるのに、なんで生きづらいのか?

日本は、世界的に見ても「恵まれた国」と言われている。

  • 戦争がない

  • 衣食住が整っている

  • 医療や福祉の制度も充実している

なのに、なぜか**「生きづらさ」を感じる人が多い。**
これはどういうことなんだろう?

① みんな「普通」でいることを求められる

日本って、「個性を大事にしよう!」とか言いながら、
結局「普通」でいることが一番評価される国 なんですよね。

  • いい学校に行け

  • いい会社に入れ

  • 結婚して子どもを持て

これが「普通」の人生モデル。
で、そこから外れると、「なんで?」と詰められる。

「自由に生きろ!」って言う割に、みんな「普通」から外れるのを嫌がる。
まるで、「自由に泳げるプール」って言われてるのに、実は幅2mくらいしかない、みたいな。

「自由に生きていい」って、本当に自由なんだろうか?

② 失敗が許されにくい文化

日本って、「失敗=人生終了」 みたいな空気が強すぎる。

たとえば、仕事を辞めたり、起業に失敗したりすると…
「なんでそんなリスク取ったの?」みたいな反応をされる。

いやいや、失敗しないと成功もないやろ!

海外だと、「挑戦したこと自体がすごい!」って評価されるのに、
日本では「やらかした人」扱いされる。そりゃ、みんな萎縮するよね。

③ 生きる意味を見失いやすい

これ、ある意味「恵まれすぎていることの副作用」かもしれない。

日々、生きるために必死な人は「今日をどう生きるか?」に集中する。
でも、日本では生活がある程度保証されている分、

  • 何のために生きるの?

  • これからどうしたらいいの?

っていう「生きる意味」そのものを考えすぎてしまうんですよね。

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