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誰が自分の食べるご飯を作ったのか知ることの大切さ
外食またはテイクアウト、惣菜など世の中には自分で作らなくても美味しい食べ物をお金で購入できますよね。でも、そのような生活ばかりが続いてしまうと私はお腹は満たされても精神的には満たされていない感覚になります。これはなぜなんだろうと考えていた時、母が作ったご飯を思い出しました。
母は、外食したり惣菜を買ってきたりすることを殆どせずに家で料理を作る方です。母が作る料理はどれも美味しいので「いつも美味しい料理を作ってくれてありがとう。」と伝えていました。家で母のご飯を食べていた時、お腹も心も満たされていました。なぜなら、作ってくれる人がみえていたからだと思います。外食の中にも誰が作ってくれたのかがわかる店もありますが、殆どがみえませんよね。誰が作ってくれたのか見えることで安心するのかな。それとも孤独じゃないと思えるからかな。
なぜこのような現象になるのかはっきりとした解は出せていませんが、「誰が」私のご飯を作ってくれたのかが認知できたうえで食べることは大切なことだと思います。そういう風に考えるようになってから、1人暮らし先ではほぼ毎日自炊をしています。これは、食費をおさえるためでもありますが、「誰が」自分の料理を作ったのか認知するためでもあります。外食するより自炊するほうが満たされるんですよね。体のためにも心のためにも自分が食べる料理は「誰が」作ったのか知ることは大切なことだと思います。