交流会で気をつけること
自信を回復させるプロメンタルコーチ の浅田匠です。
「あの人、何でいきなり事業の話したんでしょう?!メッチャ頭にきた!!」
数年前にある交流会に参加した時に、ちょっと仲良くなった人が交流会も終わって出口を出た時にいきなり発せられた言葉です。
事業の話をされる
募集は「友達を作りましょう」という名の数名の交流会でした。
そのノリで参加したら、主催者の人がいきなりパソコンを開いたと思ったら、事業の話をし始めたのです。
まあ、みんな大人なので冷静に話を聞いていました。
そして話も終わって「気が向いたら、僕と一緒に事業に参加しましょう」と主催者の人に言われました。
その場はみんな笑顔で「ゆっくり考えます」とだけ答えて、会場を後にしました。
会場を出た瞬間に、1人の参加者がブチギレて、冒頭のセリフとなりました。
敵を作らない
私も以前、勧誘ビジネスをしていたので、主催者の気持ちや考えもわかります。
「その場で契約を決めてもらった方がオレの収入も上がる」と私自身勧誘ビジネスをやっていた時は、このように思っていました。
ですが、無理に契約を取りに行っても、決まらないことが多かったです。
決まったとしても、後でもめて、クーリングオフになるケースもよくありました。
勧誘ビジネスをやっていた時は何も思わなかったのですが、今回の交流会に参加して、敵をたくさん作っていたのだろうと今更ながらに反省しました。
実は私は主催者の人とは何度か面識がありました。
当然事業の説明をしてくることを予測していたので、私は気にもなりませんでした。
しかし、初対面の人からしたら「コイツ、何すんねん!!」と怒り心頭になってしまったのでしょう。
主催者の人も稼げていなくて焦っていたのかもしれません。
しかし、むやみやたらに焦ってもさらに大きな傷を生んでしまうだけです。
プラスマイナスゼロで終える
勧誘ビジネスをやめて、ただ交流を楽しむイチ参加者に戻ってからの方が意外に友達が増えました。
そして何度か会う人がいて、その人達と一緒に「今度〜のセミナー一緒に開きましょう(๑╹ω╹๑ )」と合同でイベントやセミナーを企画もしたりました。
今になって気づいたことは、「一回で何か大きなことが決まることはないな」ということです。
一発で決まる方もいらっしゃると思いますが、私の場合は違うようです。
「何度か会って、大きなことができる」
方が良いみたいです。
何度か会う機会を作るために最近意識していることがあります。
その場は、プラスマイナスゼロで終えることです。
何か印象に残ろうとして、奇をてらったり、相手が求めていないことを必要以上にアピールして、他人に嫌われてしまったら元も子もないのです。
どちらかというと、自分をアピールするより、相手の話や特徴を掴むことが大事かなと思います。
二度三度お会いして、自分自身のアピールをしていく方が良いかなと思います。
次の場に立つためにも、プラスマイナスゼロで終えることです。
嫌われなければ、次のチャンスがあります。
その時までに、相手の情報や状態から、提案できるものを用意していく方が結果的に大きなモノを得られると思っています。
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