自分の感情&理性をコントロール
生活を楽しむ知識と知恵-感情&理性
👭人間は感情で思考・言動する生き物
💖感情と理性の理解!
🌈自らの感情と仲良くし、理性を弁える
人間は、
感情があるからこそ喜びや苦難、
喜びと楽しみを互いに分かち合い
人生を豊かに出来ると思います。
一方で、その感情があるからこそ、
悲しい思いや寂しい思い、嫉妬、
罪悪感、辛く苦しい思いもします。
また、解っていてもその苦しい
思いと仲良く出来ず行動が感情に
左右されてしまうこともあります。
💕思い遣りを知る前の私💦。
人間は考える動物である故損得勘定、
保身を考えたり自己の安全・安心を
意識し行動する事も多々あります。
人は、感情が相手に対する好意や
好感を覚えるか、覚えないかで
好き嫌いと言う感情が湧きます。
そして、自然体で自分の心に素直な
「徳」の備えて居る人は心を楽にします。
一般的に人は理屈よりも感情で動き、
感情に訴えられることで納得します。
例えば、
理屈で思考して動き言行する人と、
建前より本音をそれとなく語る人。
普通の人間は前者よりも
後者のタイプの人に好感を覚えます。
自分の価値基準(尺度)でルールや
判断基準(当たり前)を細かく決め、
しかも他人にまで強要する人には、
背を向けて苦手意識を持ち自然と
避けてしまうのが普通です。
何故ならば、
人の物事の価値(基準)個々に異なり、
その基準を無理やり自分の気持ちに
押し付けられるのも嫌がるからです。
但し、「人としての正しい基準」
に照し合せて納得した場合は、
当て嵌まらないと思われます。
得てして、人としての正しい基準
は感情に逆らう場合もあります。
そのような場合は、
その基準を素直に受け入れられる
ようにすることで成長を促します。
自らの感情を理性で省みる時、
「社会のコンプライアンスや
人としてのモラルに適合しているか」
「人間として正しいか?」
「自分の心に正直か?」
「筋が通っているのか?」
「相手への思いやりになっているか?」
などと言ったことに照らし合わせ
平常心で思考することも大切です。
人は、好意的な人の話は素直に聞き
自分の心が素直に受容れます。
相手の解り易い言葉使いや態度、
話し方はこちらに好意的な感情を
持って貰えるように思う心からです。
そうすれば、
相手は真剣に話を聞いてくれます。
人は感情の動物で本能で動くこと
の方が楽ですから理性で我慢を強いる
と言うことに辛さ、苦痛を感じます。
感情に流され「刹那」に生きる人、
感情を自らの我慢でなく感情と
仲良くし上手く自制出来る人、
どちらが長い人生や対人関係に
役立つかは言うまでもありません。
自分の感情と仲良く付き合うことは、
人生を楽しむ一つではないかと思います。
また、自分で生み出した感情(≒我欲)は、
自分で何とかしながら仲良くすることも
充分に出来ると考えられます。
これは、自分自身の感情と仲良くし、
それに責任を持つという考え方です。
しかし、自己主張や自己顕示欲が強く
自制心を持てず欲情の侭に生きている人
自分の行為言動の基を他人に転嫁する人、
自分のことは棚に上げ他人を批評する人、
自分の言動を正当化する言訳をする人、
発した言葉の責任・重さに気付かない人、
このような人は自分と仲良くする
ことを人の道に照らし合わすことが
出来ない寂しい心を持つ人と言えます。
自分の感情と仲良くしそれに責任を
持つ考え方をした時、その感情を自ら
変えて行こうと理性が働き自制します。
そう言った活動は、苦しい感情から
抜け出す道に繋がります。
このような考え方が出来るようになると、
今感じている気分をどう変化させるかを
誰かに救いを求めるのではなく、自らの
考え方で変ようとすると楽になります。
己のその場その時の感情と理性=
「人間として正しいか否か」
に照らし合わせることを上手く自制
コントロールし組合せて生きることで、
人の心は育まれると体験で学びました。
現代社会で見直したい「理性」
💟理性(≒コンプライアンスの認識)
今多発している、いじめ、ハラスメント、
引き籠り、孤立、自殺、犯罪などと言う
ネガティブな事象や犯罪事件の要因は
自分自身の心と向き合うことに背を向け、
感情を優先し「#理性」を失うことが原因
(起因)の一つであると体験から考えます。
そしてこの「理性」は、自らが人として
生きる道を正す方法の一つでもあります。
理性は、辞書に載っている(下記)以外に、
自分の心と真摯に向き合う活動に
拠って芽生える能力であると解します。
📚理性(辞書検索)
1.道理によって物事を判断する心の働き。
論理的、概念的に思考する能力。
2.善悪・真偽などを正当に判断し、
道徳や義務の意識を自分に与える能力。
🔳「理」の字源を知り、
スキルと技、心を生かす!
道理・義理の「理」は 理無く、理過ぐことなく、
理迫る、理は良知なり”
(上図・出典不詳)
解説)
道理に合わないことなく、
当たり前の程度を越えず道理を尽くす
その理を作り出す根源は
人としての良知である。の意。
🔳理無し
1. 理由がない。筋道が立たない。
2. 道理に合わない。道義を弁えない。
🔳理過ぐ
1.当たり前の道理や程度を越える。
2.常識を越える。
🔳理迫めて
1. 道理を尽くして。
2.道理がきわまって。もっともなこと。
🔳理過ぎて
あたりまえの程度を越えて。極端に。
🔲理の文字の成立ち。
里は「田+土」から成り
筋目をつけた土地。
理は「玉+里」で、
宝石の表面に透けて見える筋目。
【理】の語彙1.(辞書検索)
1) 宝石の模様の筋目。
2) ことわり。物事の筋道。
(条理とか、道理、義理)
3) ことわり。筋目をたてる考え。理屈。
(理屈、理論、理想)
4) きめ。動植物の表面にあるきちんと整った筋目。
木の木目など。(肌理=キリ。肌のキメ)
5) おさめる。きちんと筋道をたてる。
筋を通して整える。(整理、理髪)
6) おさめる。訴訟をきいて筋道をただし、
よしあしを整理する。
7) とりあげて処理する。
8) 筋がたって整っているさま。
9) 自然の法則を求める科学。(理科)
【理】の語彙
こと‐わり《「断り」と同語源》
1 物事の筋道。条理。道理。
「彼の言葉は理にかなっている」
「盛者必衰の理」
2 わけ。理由。