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自分を理解し自信を付ける目的(目標)は
Target(=目的・目標)を明確にする
What「目的」=Targetは?
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「目的」と「目標」
この二つの言葉は似ていますが、
目的は、「生き方」≒
「何のため(=What)にするか」
と言う動機の意味を持ち、
目標は、「在り方」≒
「どんなことを目指すのか」
というゴールの意味があります。
人は、
誰も自分を最も愛し一番理解して
いるはずなのに何故か深く知ろう
としないように思われます。
心静かに自心と素直な気持ちで長所
を見付け出す「向き合う」活動により、
新たな発見や確りした自信を持てる
共に、心のエンジンを動かす誘因や
動因が明確になり勇気付けられます。
プロスポーツの選手、調理人、物造り
の職人、アスリート、歴史ある名店の
経営者と言う人は、己の長所・能力・
目的、足りない意識や技(=スキル)を
見付け出す名人です。
彼らはどんなに仕事などが忙しくても
黙々と仕事に取組み、心に言訳をせず
喩え僅かでも自分と向き合える時間を
見い出します。
その人々に共通するのは、もてなす心
=思い遣りの心と感謝・敬意・謙虚さを
備え周りの「人」への礼儀節度を忘れず、
一つの「モノ」に拘り明確な目標を掲げ、
熱い心で目標の「モノ」の本質(在り方)を
追究し、現状に満足せず自分自身と闘う
勇気を持ち続けチャレンジしています。
過去に出会い触合えた数えきれない人達
から、正直な気持ちとして聞かれた
「仕事が手一杯で、自他の心と向き合う
時間なんて取れない、無理。」
この言葉、実は人がしている仕事と言う
ことを忘れた(気持ちから失った)時に口
に出る言葉と感じることがありました。
そのようなことを言っている人のは、
🔶何でも首を突っ込まないと気が済まない人、
🔶其の場その時の自分の感性で判断する人、
🔶周りの人の目や思惑を気にし行動する人
🔶自分やお金が一番だと勘違いしている人、
🔶ゆとりない環境に身を置いている人、
🔶自意識過剰で保身優先な言行をする人、
などの意識(考え)を持つ人が多いようです。
さてここでは
未知の自分の本当の良いところ(長所)を
見つけてそれを知り受け容れ理解する。
その結果どの様なことが得られるのか?
その幾つかを経験した事から挙げてみます。
💖自心の良い所を知るポイント【10】
1. 自心を客観的にユアステージ
(2,3人称=他人称意識)から見られる
2. 自分らしい自分を知ることで
人との触れ合いに役立つ
3. 生かされ生きていられること
を自覚出来るようになる
4. 長所を伸ばし、生かし切れるようになる
5. 自分の意思で決断する癖が付けられる
6. 自分自身の心と本気で向き合う
活動の目的意識が生まれる
7. 自然体を保てるようになれる
(有りの侭の自分が表現出来る)
8. 自然に自己開示が出来るようになる
(自己開示がし易くなる)
9. 足りないものを素直に受入れられる
10. 自らのゴールが明確になる
(目的を明確にする)。
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確かな自信を身に付けて目的目標に挑む
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私達日本人は近年まで、
自分の周りの人の目や仲間や
他人の思惑をとても気にして
活動するシャイな性格の持ち主で、
欧米人の持つ自由でオープンな体質
=文化と異なり「褒める」ことが
比較的苦手と言われて来ました。
近年の情報過多社会環境になり、
「褒めて育む」活動の成果・効用が
他方面で論じられ、それが成果実績の
情報としてネットや指導者から得られ、
以前より増して「褒める活動」が盛んに
なってきていると感じ取っております。
これは体験からですが、
日本人の体質から「褒める活動」
よりも、承認欲求と言われる
「認められたい心」の元となる
『認める活動=承認欲求満足』や
『良いところを探す活動』の方が
私達日本人に適しているのでは❓
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さて、自信は、
自分を信じる、自心を信頼する、
という語彙であると解します。
解り易く言うと、
自分自身の価値や能力を自らが信じて、
自らの心を頼っている状態と解します。
そして、
自分を信じることで己の心が寛大になり、
他人や触れ合う人々に寛大寛容になれて
他人を心から許し受入れ易くなると共に
人の行為や物事に対し本気で感心を持つ
るようになり、その結果ポジティブ思考、
積極的にエネルギッシュな気持ちを持ち、
その活動にチャレンジして行きます。
その結果、周りの人と和が出来るように
なり他人の繋がりがより強くなると共に
信頼され、友人仲間や大切な人との絆も
生まれたことを現実として多く見聞きし、
今迄の人生で実感し学び気付きました。
人は自信を持つことで、
その人だけに与えられている素晴らしい
魅力が輝き始め影響力を増します。
この自信を付けるために、
真摯に本気で自分の心と向き合い(正対)
し自分の価値や能力を知り理解すること
と同時に最も自分を愛し、理解している
自分の心に対し言訳や嘘偽りをしないで
自分の本当の姿を自覚し自信に出来ます。
自信はどうしてつけるの❓
では、
自分を深く知り理解し自信を身につける
心身の活動をするためにわたしたちは
一体どうしたら良いのでしょうか❓
人間は、自分の価値や能力を素直に認め、
受入れ、良いところの確認をすることで
自信を付けて行くに連れ“成功・感動体験”
を味わうことが出来、徐々に身に付きます。
平たく言えば、物事が上手く運んだり成果
として良好な結果が得られたりした成果の
”成功経験”や 自らの長所、他者が持た無い
能力を自ら認められるなどの経験が出来て
それが自信として育まれます。
このようなことは、友人、仲間や他人から
自分の良い処や活動を認められ、褒められ
それを表差沙汰にされた時、友人や他人に
自らの存在や価値を認めて貰い見つて貰う
ための心身の活動や対人関係の様々な経験
に拠り心が嬉しくなる喜びを感じられ自信
の芽をより一層育んでくれるのです。
その逆に
“失敗・後悔体験”と言う上手く行かない経験
や失敗、叱られ怒られたなどの自分の存在や
活動を否定されるネガティブな経験をすると
人は自信を喪失し易く、落ち込み卑屈になり
自分の悩みや辛さを他人に言うのが怖くなり
夫々が持つ能力を発揮出来ないと言う弊害が
生まれ心を苦しめる場合もあります。
それだけではなく自分で自分を怒り(責め)、
自心につかなくても良い嘘をつく気持ちや
偽り・言訳をし、自虐、自分を全面否定し
(=自己否定、自己いじめ)自己逃避、鬱や
引き籠り、モラル欠如、コンプライアンス
の欠如や違反と言った行動の起因、原因と
なってしまい、自分の自信を、自らが削い
でしまう“失敗・後悔体験”に味わいます。
そんな時は、一時的に辛くても「自己開示」
に努め自分を素直に信じ、信頼出来る友人
に素直に本心を開き見栄やプライドを捨て
助言やアドバイスを求めたり空・海・森林
などの自然と触れるようにしたり、他人へ
利他の心で接する活動と言うことを積極的
に実践して立ち直る体験を何度かしました。
個々人の備え持つ心(感性個性)に合わせた
“褒める・認める”を適切に使いましょう。
※この記事は、実体験から得られた
反省点や学び・知恵を元に書きました。
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