💖大切な部下を育む
部下を育む《思い遣りの心》
部下を育む第一歩は、
先ず部下一人の人間として認め、受容れ、
信認することからスタートします。
部下と共に自らも学ぶ姿勢(共育)で取組む。
【指導、育成、監督、管理の定義】
指導~管理に至る各職務に共通するのは、
一人の人間として部下を「思い遣る心」
と人として正しい判断基準を持つこと。
また、何故行うのか目的を理解させ、
行ったことがどの様な結果になるか、
成果としてどんなことがが得られるのか、
を部下目線で明確に示す必要があります。
その為に、個人の能力に合った習得法、
改善点を把握し、職務の取組み方を教え
継続して管理監督して行くことです。
🔲指導育成管理者の基本意識【6W3H】
🔳指導育成管理者の取組み
📖指導・育成・監督・管理とは
📖指導⇒
「責任義務を果たすための手法、
また目的の内容を教え、導く」
📖育成⇒
「ОJТ・指導やコーチングにより目的を
完遂出来るように計画性を持ち育てる」
📖監督⇒
「部下をまとめ、指導、指揮し、
義務や責任を果たせるよう
確認、指示、命令する」
📖管理⇒
「職務、職責を遂行する為に
基準や規律を遵守させ全体を
統制し職域を保守維持する」
🔽部下の導き方
※真剣に本気で部下と心身ともに正対し
向き合うことなくして導くことは出来ません。
「職務を知らないから出来ない」
←教育・管理をします
「どの程度すべきか理解していない」
←訓練・管理をします
「技術が劣っているから出来ない」
←訓練・監督・管理をします
「やる気がないから出来ない」
←管理・監督をします
「職場の雰囲気が悪いから出来ない」
←全体制を見直します
📖教え方のプロセスー例
※教える相手に合わせて重点を置く項目を
前以って考え、メモしておく。
1.言ってきかせる (ガイダンス)
2.やってみせる (モデリング)
3.させてみる (ロールプレイ)
4.結果を個性に合わせて伝える (フィードバック)
5.認め・褒めて自信を持たせる (フィードバック)
6.更に良くなる方法を示す (フィードバック)
7.次の面談(相談)、指導予定や内容
について確認し、約束する
(フォローアップ)
8.随時少しの時間でも部下と向き合う
(フォローアップ)
指導、育成、監督、管理、
夫々を役割分担し効率良く仕事に
取組むことが出来るようにする。
現実として指導~管理迄の全てを
一人でしている方やそれに近い方の
居る会社・店舗も多いと思います。
「人を育てる必要性は解かっているけど、
時間や知識が無くて出来ない」
と言われる方も多いと思います。
育てようと思う前に、
まず何でも良いですから部下の長所を
探し出しそれを確り言葉や行動に表す
認知活動から取組むことをお勧めします。
育つ環境≒チームワークに大切なのは
「仲間や上司に認められずに、
淋しい思いをしている人を作らない」
が肝要です。
この認知活動=「認められる」の気持ちの
エネルギーは部下にやる気と前向きな姿勢
と言う大きな推進力(エネルギー)を与えます。