新月夜に楽しむデトックスアロマ✤
アーユルヴェーダといえば、美容法が注目されがちですが、古くから伝わる伝統知識は多岐に渡ります。自然療法の代名詞であるアロマテラピーやクリスタルヒーリングもそのうちの一つ。また、インド人が大好きな占星術も、アーユルヴェーダと密接な関係にあります。
そこで、今回は占星術的観点からブレンドされた新月の精油をご紹介。ムーンサイクルに合わせて心身を整えたい方におすすめです。
まんべんなく3つのドーシャを整えてくれますが、特にカパをしっかり鎮静してくれます。
新月はもちろん、増え過ぎたカパが原因の花粉症や五月病にも効果が期待できる癒しのブレンドです。
【新月の精油ブレンド】
●サイプレス:呼吸を整え、心を落ち着かせる。※妊娠初期は使用は避けてください。
K(カパ)P(ピッタ)V(ヴータ)をバランス。
●ジュニパー:疲れた心を癒し気持ちをスッキリさせる。老廃物の排出を促し体液の循環を改善。※妊娠中の使用は避けてください。子どもや腎臓疾患のある方にも控えてください。
KV↓、P↑
●パチュリー:不安や緊張を和らげ情緒を安定させる。ストレス性の過食にも。※妊娠中の使用は避けてください。
K↑、PV↓
●バジル:自律神経に働きかけ、疲れた心をリフレッシュ。ストレス性の胃痛や頭痛、生理痛にも。※妊娠中の使用は避けてください。作用が強いので乳児や敏感肌の方は素肌につかないよう注意してください。
KV↓、P↑
(上馬場和夫監訳「アーユルヴェーダとアロマテラピー」、西川眞知子著「アーユルヴェーダ アロマテラピー」参照)
新月のキーワードは、始まりと浄化。ネガティブな要素を浄化し、目標・夢を見直す日と言われています。
月の満ち欠けのサイクルで初日にあたる新月は、物事の始まりを象徴することから、何かをはじめるのに最適な日です。
心機一転。新月精油と共に、貯め込んだものを半身浴でデトックスするのもオススメ。盛り塩をディフューザー代わりに利用すれば、簡単アロマソルトバスが作れます。
瞑想やヨガ、心を沈めるルーティンワークなどをして、ゆっくりとした時間を持つと良いでしょう。心身をスッキリと浄化させてくれるブレンドを是非お試しくださいね。