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きのこ、危篤
どうもこんにちは、季節の変わり目にはめっぽう弱いきのこです。
季節の変わり目といえば、そう体調不良
今回は季節の変わり目に敗れた、可哀想なきのこの話
元気に出社をしたきのこ。
小腹が空いたなと蓄えていたデニッシュパン片手に黙々と仕事をこなす
うーん、パンの油分がしつこい感じだなぁ。お茶を飲んでと。
カタカタ、パチパチ、カタカタ
うっ、なんだか気分が。
そこからは急展開。
せっかく取り込んだパンもきのこの栄養にはならず、自然へと還っていき、きのこの栄養も大地に取りもどされた。
みるみるしぼみ、まるで干し椎茸のようになったきのこはドクター曰く、腸がダメなようだ。
あの時のアレか、アレか、アレか、、、疑惑は大量にあるが、そんなのは後の祭り
しかし、過去より未来、これからの栄養が大切だ。
きのこは強制的に大地に栄養を奪い取られたことで食べても大丈夫なのか少しトラウマをもちつつ
誰がどう見ても胃腸に優しいおかゆを食べる事にした。あと梅干しも忘れてはいけない。
意を決して。ぱくり。
おいしい、、、
この体に染み渡る温かみと優しい口当たり
なんて良き食べ物なのだろうか。
普段のきのこからは想像できないが24時間以上固形物を食べていなかったのだ。
まるで乾いた砂に水を落とした時のように染み込んでいく。
一口一口を噛み締めゆっくりと飲み込む。
涙が頬を伝う、ことは無かったがイマジナリー涙は出た。
お茶碗一杯分で120%の満足感
何も入っていない状態の胃は体感、握り拳ぐらいの大きさまで縮み、すぐには拡がらないらしい
気持ちはもっともっと、と強欲だが、ここは足るを知るが大切だろう。
ごちそうさまと手を合わせ、おかゆに感謝
健康の大切さ、おかゆの美味しさに改めて気づいた
これからは、普段美味しいご飯を気にせず食べることができる内臓を労っていこうと思う