30代大学教授から40代大学教授へ
はじめに
誕生日を迎え、30代大学教授にお別れをして、40代大学教授になりました。私の30代アカデミックキャリアを整理して、40代を前向きに少したいと思います。
私の30代アカデミックキャリア
博士号を取得してから、大学制度・大学人について学び始め、文部科学省を訪問して勉強することがアカデミックキャリアのスタートでした。34歳で学部長補佐になり、"30歳年上教授の部下を持つ”というところからアカデミック・マネジメントのキャリアが開始しました。これ以降、“芯の強さ”というのが自分の中にでき始めていくような気がして、"誰にも真似できない良い授業をして”、“研究室の大学院生のサポートを全力でして" その上でアカデミック・マネジメントをする。なんて、時にカッコをつけながら考えていました。38歳、アカデミック・マネジメントで結果を求められるようになり、賞賛される結果を出しましたが、経済的な変化は無く、アカデミック・マネジメント軽視の日本を体感しました。39歳、この業界では珍しいと思いますが、学部長と研究科長となり、アカデミック・マネジメントが中心の生活をしていますが、授業の開発、学部生・大学院生の指導することでリフレッシュする自分に気付き、アカデミックキャリアが適材適所なんだなと知ることができました。 30代、ありがとうございました。
31歳・・・・博士号取得
32歳・・・・大学の法人運営室、6年制大学の講師
33歳・・・・6年制大学の講師、大学院(修士課程)講師
34歳・・・・4年制大学の准教授・学部長補佐、大学院(修士課程)准教授
38歳・・・・4年制大学の教授・副学部長、大学院(博士課程)教授
39歳・・・・4年制大学の教授・学部長、大学院研究科長(修士・博士課程)
まとめ
ずいぶん前の話ですが、"人生開拓”という色紙を見た時から、なんと無くお気に入りの言葉です。すごい真面目に努力したかと言われると、そうでもなく。昇格欲求が強かったと言われると、そうでもなく。自分がまだ挑戦していなかったことに挑戦したかと言われると、ほとんどが挑戦だったという感じです。 引き続き、欲深くない私ですが挑戦はしたと振り返ることができる40代になるよう、楽しみます。
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