Vol.54 タンザニアで言葉が通じない中、元気をもらったあのご飯。
PROCHEのSNS担当をしています、Mayです!
今日は私がタンザニアで元気をもらった”お母さんの温かいご飯”をご紹介します!
今年の2月、友人を訪ねにタンザニア・アルーシャに渡航しました。
その友人はマサイですが、英語も堪能で普段のコミュニケーションは英語で行っています。
約2週間、そんな彼女の家でお世話になりました。
彼女はマサイをはじめとする女性の社会進出を促進するための啓蒙活動を行っており、毎日大忙し。
そのため、彼女の家だけでなく彼女の家族の家にもお世話になりました。
しかし、1点困ったことが…。
それは彼女のお母さんは英語を話すことができないため、言葉が通じないこと。
1日そのお家でゆっくりさせてもらう予定でしたが、言葉が通じない中での1日は中々大変になるぞ…!と身構えていました。
お腹がすいたことや喉が渇いたことすらお母さんに伝わらず、どうしようかと迷っていると、近所の子供がフルーツを持ってきてくれました。
もちろん子供たちにも英語が通じませんでしたが、お絵描きをしたり鬼ごっこをしたり…
一緒に遊んでいるうちに、言葉が同じでなくても繋がれるということを実感できました。
お腹がすいてたことも忘れ、子供達と遊んでいるとお母さんに呼ばれました。
何のことかとお母さんの元に行くと、お昼ご飯を私に一番最初に渡してくれたのです…!
見ず知らずの言葉も通じない日本人に、まるで家族のように接してくれるお母さんの優しさに感動しました。
後から友達に聞くと、私がアボカドが好きだというのを知ってくれて、わざわざ買いに行ってくれたようでした。お母さんの優しさに触れ、心温まるご飯でした。
余談ですが、アボカドはスワヒリ語でパラチチといいます。私このパラチチという言葉を、簡単でキャッチーだったために覚えていました。
正直、アボカドが一番好きという訳ではないのですが、好きな食べ物を聞かれた時にパラチチ!と咄嗟に出てきたので、タンザニアでは私の好きな食べ物は”アボカド”になっています(笑)
この他にも毎日、友達や友達のお母さんがご飯を用意してくれました。
中には苦手なものもありましたが、みんなで食卓を囲み、楽しく会話をしながらの食事はとても楽しく、一人暮らしの今、タンザニアでの生活がとても恋しくなってしまいます。
最後に、タンザニアのご飯メモリーを。