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未来ある子供たちから、お手紙と読書感想文が届いたこと。


11/26の日記。今日もまたアートブックの発送をしに出かけた矢先、家のポストに茶封筒が一つ届いていた。「誰からなんだろう。。?」と確認すると、以前アートブックを寄贈させて頂いた児童養護施設からだった。この日記の中でよく出てくるアートブックというのは、今年2021年4〜5月にかけて出版に向けたクラウドファンディングに挑戦し、300人以上の方々に応援して頂いて完成した、想いがたっぷりな「絵のような写真と言葉の作品集」のこと。9月以降、お取り扱いしてくださる店舗を増やして販売するだけでなく、児童養護施設や就労支援施設、病院といった社会福祉施設に寄贈もさせて頂いていた。今日、お便りが届いたのは寄贈先の一つ。封を切ってみると、そこには両面印刷された子供たちとスタッフさんからの感想が。裏面にはなんと、アートブックの読書感想文と子供たちが撮影した?お花の写真が2枚。私は寄贈先からアートブックの感想を全く求めてはいなかったから、驚くと同時に、一生懸命に気持ちを込めながら感想を寄せてくださった子供たちの気持ちがとってもとっても嬉しかった。何度も読み返したし、私たちのアートブックは沢山の応援によってできて生まれたものだから、SNSでも喜びの声としてシェアさせて頂いた。本当に嬉しい。SNSは秒の世界でもあるので、こちらでも頂いた感想たちを一つ一つご紹介させて欲しい。


「ステキな写真を寄贈して頂きありがとうございます。とても心がすみわたるようでした。子ども達にもぜひ見せたいと思います。」

「優しく温かい写真集で心が癒されました。ステキな本をありがとうございました。」

「8ページが好きです。」

「優しい色の写真集をありがとうございました!子供達もスタッフも優しい気持ちになれるような気がします。」

「22ページが好き。」

「写真をご寄贈いただきありがとうございます。プリさんの写真を見て、話私たちが見ている日常の世界は色が強すぎるのだと実感しました。淡い色合いなのに、なぜかあざやかに見える不思議で心がキラキラと輝いている写真だと思います。施設で生活しているだけでマイノリティを感じている子どもたちに勇気や希望をくれる言葉がたくさん詰まっていてとてもありがたく思いました。いつかホームに遊びに来てください。」


<頂いた読書感想文>

「私は、『心に灯す光と色彩のパレット』を読んで、写真でたくさんの事ができる事を知りました。例えば写真の上に絵をかさねてリアルと想像がまざった面白いものになったり、写真を加工して、日常では見れない幻想的な写真にしたりしていたのが心に残りました。それだけではなく、写真とともに、勇気をくれる言葉がかいてあったので、写真だけでは伝えられない事も言葉を使って伝えられている所にもびっくりしました。写真の暖かさがよくわかり癒しと安らぎをくれる優しい作品だと思いました。」


「すごく細かいところまで見ているのだなぁ」と、感想を読みながら有難い気持ちでいっぱい。私は施設で育った人間ではないから施設で暮らす子供達の気持ちを完全に理解することはできないのだけど、きっと想像以上に辛い気持ちや悲しみ、孤独感があると思う。周囲にいる大人には明るく振る舞っていたとしても、心の奥底では「なぜ?」「どうして?」って暗闇を彷徨うときがあると思う。急に涙が流れてきて、止まらなくなる瞬間だっていっぱいあると思う。誰にも本音を言えなくて、一人で抱え込んでいるかもしれない。たとえ、相談ができなかったとしても、アートブックを開けばいつでも味方になってくれる。そんな友人のような存在になってもらえたらって。今も、そうなることを願ってる。

私は生きることが辛くなったとき、沢山の本に書かれている言葉たちに救われてきた。一冊の本が人生を変えてくれることもあるのだと実感した。どうか私たちのアートブックが、未来ある子どもたちの心に寄り添い続けてくれますように。



救われた存在から、救う存在へ。

自分が幸せじゃないのに、

人を幸せにすることはできない。

嘆きを喜びに転換して、笑って幸せに生きよう。




プリちゃん

「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」


ホリデー1

ホリデー2

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【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中

◇11/26 お取り扱い店舗様◇

(大阪)
梅田 蔦屋書店

(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
中目黒 蔦屋書店
渋谷〇〇書店

(北海道)
江別 蔦屋書店

「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」

東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、

写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。

淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。

好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。


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2022年のカレンダーもできました!

お部屋に癒しを運んでくれるほか、
2022年を迎えることが楽しみになったり、

幸せな気持ちになれると嬉しいな。



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プリちゃん | 『どんな毎日も、宝物になる日記』
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