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心が傷ついた時の立ち直り方を教えてください

とある国の姫様から本日も私宛に御便りが届きました

かしこまりました
栄養学の話に入る前に私が以前からこの心に関係したことで最初にやってみてほしいことがありますので、そちらもあわせてご紹介させていただきます

◆心が傷つくのには理由がある◆

こちらの国の姫様はなぜ心が傷ついてしまったのでしょうか

その理由は私にはわかりませんので、姫様自身が問いかけていただきたいのです

「なぜ私は今、嫌な気分になっているのだろうか」
「なぜ私は、泣いているのだろうか」

その時に見つけたネガティブなイメージをしっかりとメモしておきましょう
傷つくことは絶対に他人のせいにしないのが姫様の皇族としての一般庶民に示す心得のようなものです
そのような、傷つくようなネガティブな出来事は間違いなく姫様自身が引き寄せているのをしっかりと受け止めましょう

受け止めるだけで構いません

それはきっとこれから姫様にとって「やらなくていいこと」なのか
それとも「自分が課題として乗り越えるもの」なのかを見つけましょう

常に、過去や未来ではなく今の姫様のお気持ちで答えましょう

そういった、心の捉え方、思考の仕方を執事とやりとりしていただいても良いかもしれません

◆食事の前にまずは腸内環境を整える◆

食事を含めた栄養学の前に整えてほしいのが腸内環境です

聞いたことがあるかもしれませんが

「腸が第二の脳」とか

「腸にはセロトニンと呼ばれる幸せホルモンが作られる」とか

この内容は一部一般庶民向けにすごく濁している部分がございますので、間違いでもなければ正解でもないことです

だとしても、腸内細菌を意識することは大切なことです

その理由は、腸内細菌が適切に存在することで私たちの食べた物が吸収される手助けをしてくれているからです

食事に気をつけるのも大切なのですが、それと同時に腸内細菌にも注意してみましょう

一番良いのは腸内細菌を取り入れるサプリメントを摂取すること
それに加えて、フラクトオリゴ糖と呼ばれる腸内細菌が増えるようにする餌を一緒に摂取することです

一般庶民がよく召し上がるヨーグルトですが、あちらは食べるのをやめた時点で効果が下がりますので永久に食べ続けなければなりません
それって本当は少しおかしな話でもあると私は思っているのですが・・・
それはまた別の機会にいたしましょう

腸内環境を調えることで初めて食事に意味を持たせることができることを執事に伝えておきましょう

◆心に効く栄養素とは◆

一番は「セロトニン」と呼ばれる脳の神経のつながりをよくする物質を増やすことです

そのためには、トリプトファンと呼ばれるアミノ酸が大切になっていきます

このトリプトファンを肉や魚のタンパク質、プロテインとして摂取する一般庶民が多いのですが、何にも考えていないとこれがかえって悪影響を起こす場合があります

その原因が、腸内環境が悪い状態である時です
これも詳細をお伝えすると長くなりますので割愛しますが
ここで腸内環境がトリプトファンを体の中に入りセロトニンにするのか
または、毒素を生み出すのかの分かれ道になるのです

もしもこちらの姫様がお通じの調子が悪いなどのことが起きているのであれば、腸内環境を整えながらトリプトファンを摂取した法が良いでしょう

◆ヨガの呼吸法・瞑想◆

一般庶民も少しずつではありますがヨガをされる方が増えてまいりました

私のお嬢様は、毎朝自分の状態を観察し知る意味でもヨガを行いながら、ご自身の状態を知るようにしております

丹田呼吸法というものがございますのでご紹介いたします

丹田とは、おへその下5cmあたりの場所のことを指しておりまして、姫様方の子宮に近い場所だと思っていただければと思います

丹田から空気を絞り出すイメージをして吐いて
口から丹田に向かって息を吸うイメージで呼吸をいたします

詳細は以下のやり方になります
これによって、身体的には全身に力がみなぎり活動的になります。精神的には前向きに物事をとらえることができたり、やる気や情熱が湧き出てくるようになります。
また、生理痛を和らいだとおっしゃられる姫様もいらっしゃいます

【丹田呼吸法の方法】
1.自分の楽な姿勢になります。
2.丹田に意識を集中させます。
3.息をゆっくりと吐き出していきます。このときに丹田から空気を絞り出すような感じで行いましょう。
(イメージとしたは少し前かがみになってお腹凹ませて肋骨が浮き出るくらいまで)
4.吐く時に下から丹田、へそ、気管支、鼻の順に意識をしながら吐き出しましょう。(前かがみから背筋をゆっくり伸ばすように息を吸っていく)
5.吐き切ったら息を吸います。鼻からゆっくり吸って気管支、胸、へそ、丹田の順に空気を下に降ろす感覚で行います。胸をふくらませるのではなく丹田を膨らませましょう。
6.最初は3分~5分ほど繰り返して行い、慣れてきたら15分、30分と時間を伸ばして繰り返し行いましょう。

他にも部屋を暖色にして、目をつぶって坐禅を組んで瞑想を行うのも効果的です

こちらのお便りをくださった姫様のお役に立てれば幸いです

宮本