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【おぼえ書き】物質の分離と精製

最近学び直しに励んでいるamiです。
今回は、タイトル通り物質の分離精製についておぼえ書きします。

分離とは

分離とは、物質の性質の違いを利用して、混合物から目的の物質を分ける操作。

精製とは

精製とは、分離した物質から、さらに不純物を取り除いて、より純度の高い物質を得る操作。

ろ過

液体とそれに溶けない固体の混合物から、ろ紙などを用いて固体を分離する操作。

※ちなみにこの画像では、ガラス棒を使っていない上、漏斗の先がビーカーの壁についていないため、不適切。

ろ過するときのポイントは、
・ガラス棒の先をろ紙につけて、伝わらせて入れる
・ろ紙を漏斗に密着させるため、水で湿らせる
・漏斗の先はビーカーの壁に沿わせる

などがある。

蒸留

溶液を加熱して、発生する蒸気を冷却し、再び液体にして分離する操作。

蒸留酒をつくるときには、醸造酒を蒸留している。

wikipedia

ちなみに、上図↑5は、リービッヒ冷却器という。

分留

液体の混合物を沸点の差を利用して複数の物質に分離する操作。

石油や、ガソリン、灯油などはこの分留によって得られている。

昇華法

固体が直接期待になる性質(昇華)を利用して、物質を分離する操作。

ヨウ素や二酸化炭素は昇華しやすい物質として知られている。

再結晶

少量の不純物を含んだ結晶を適当な溶媒に溶かし、温度による溶解度の変化を利用して、不純物を除いて純粋な結晶を得る操作。

抽出

混合物中の分離したい物質をとかす溶媒を使い、溶媒に対する溶解度の違いを利用して、混合物から目的の物質を分離する操作。


クロマトグラフィー

ろ紙やシリカゲルなどの吸着剤に物質が吸着される強さの違いを利用して、混合物から成分を分離する操作。

シリカゲルをガラス板の上に薄く塗ったものを吸着剤として使用する薄層クロマトグラフィーや、ろ紙を使ったペーパークロマトグラフィーなどがある。

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よい学びになれば幸いです。



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