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【高校生物復習】自律神経

自律神経とは


自律神経とは、内臓および平滑筋(内臓を構成する筋肉)や、心筋(心臓を構成する筋肉)や、血管、分泌腺などに直接つながって信号を送り、体温、血液循環や消化に関わるはたらきを調節している。

自律神経系は交感神経副交感神経からなる。

交感神経は、活発な状態や、興奮した状態のときにはたらき、副交感神経は反対にリラックスしたときにはたらく、

この交感神経と副交感神経のはたらきは拮抗的であるのが特徴。
※拮抗的とは 互いに同じくらいの力であるということ

自律神経の作用

自律神経による作用は以下の通り

対象 ひとみ 
交感神経→拡大
副交感神経→縮小

対象 血圧
交感神経→上げる
副交感神経→下げる

対象 心臓拍動
交感神経→促進
副交感神経→抑制

対象 皮膚の血管
交感神経→収縮
副交感神経→分布なし

対象 汗腺
交換神経→促進
副交感神経→分布なし

対象 胃腸蠕動運動
交感神経→抑制
副交感神経→促進

対象 気管支
交感神経→拡張
副交感神経→収縮

対象 排尿
交感神経→抑制
副交感神経→促進

対象 立毛筋
交換神経→収縮
副交感神経→分布なし

対象 子宮
交感神経→収縮
副交感神経→弛緩

自律神経のバランスと影響

日中活動している間は交感神経のはたらきが強まり、夜眠っている間は副交感神経のはたらきが強まる。
しかし、ストレスや不規則な生活習慣によってリズムが乱れてしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、夜に眠ることができなくなってしまったり、日中に強い眠気を感じることがある。

自律神経の調子を整えるには、夜更かしを避け、睡眠時間を一定にすることや、適度な運動などでストレス解消をすることが必要。


今回は高校生物の「自律神経系」についてまとめました。
改めて高校生物を復習し、基本に帰ることができました。
参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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