driving at 桜島
我らがソフト部、第一試合に快勝。
本当に快勝してくれて良かった(。・ω・。)
試合に勝利するのは勿論嬉しいが、何より、とんとん拍子に試合が進んだので、割合に早く切り上げる事が出来たから。
いかんせん、抜けるような青空だったから、とかく暑い・・・。
腕に虫が飛んできたと思って目をやると、滴り落ちてきた汗だった。
こんな酷暑のもとで試合をするのは本当に地獄である。
夏の甲子園でも言われることだが、真夏におけるスポーツの在り方を、本当に真剣に考え直さないといけない時期だと思う。
黒神埋没鳥居
「試合が終わったら、指宿の砂風呂に入ろうや😄」
桜島に到着する前、委員長がニコニコしていた。
「なに言うてはるん😒」
「いま真夏やで😠」
こんな酷暑に砂風呂など・・・、
いやそれ以前に・・・、
「てか、指宿までどんだけ距離あるか知ってるん??」
ちなみに件の主😈も、そこは私と意見が近く、
「まあ、それは試合が終わってから考えようやぁ😐」
試合が終盤に近づき、勝利がほぼほぼ見え始めると、
「桜島を一周して回ろうや😈」
13時過ぎに試合が終わり、そこから指宿までは軽く2時間はかかる。
さらに18時から天文館の居酒屋を予約しているというから、指宿に行ってしまえば、とてもその時間に間に合わない。
それに、あまりの暑さに全員閉口しており、何なら、早くホテルに帰って一旦フツーの風呂に入りたいくらいだった。
とは言え、そのまま帰るのも余りにも芸がないので、主ドノ😈の言う通り、桜島を軽く一周することになった。
桜島の道は、比較的ドライブしやすい。
桜島の北半分を周回する県道26号線は一部細い道はあるが、離合困難な道はない。
残る南半分をフォローする国道224号『溶岩道路』は、全線ストレスなく走れる。
やっぱり委員長が運転して、桜島港から26号線を時計回りに走り出す。
26号線を通るのは、11年半はおろか、もしかしたら20年くらい振りかもしれない。
でも、道沿いの風景はほとんど変わっていない。
今は、どこもかしこも(特に都会は)再訪するたびに街並みが大きく変わっていることは珍しくない。
この齢になると、久方ぶりに帰って街並みが変わらないことにホッとするようになる。
黒神町に入ると、桜島の南岳などが道沿いからちらほら見えるようになる。そうこうしている内に、かの有名なスポットに到着。
何の温もりも無い言い方をすれば、単に火山灰で埋もれてしまっただけなのだが、いま私たちが立っている地面が正しくそうだとすれば、大正大噴火(1914年)の凄まじい威力が垣間見えることになる。
この奥に腹五社神社の本殿がある(今回は訪れていない)。
そうそう・・・。
そう言えば、昼ご飯にありつけていなかった。
鳥居の正面に駐車場があるのだが、その脇に小さい食堂があったので、そこに入ることに。
「ちゃんぽん屋なんですけど・・・」
と、人の好さげな女将さんの言葉にうなずいた。
ちゃんぽんが出てくるまでに結構時間があった・・・😑
でてきたちゃんぽんは、具がビックリするくらい多く、野菜とあさりがたくさん入っていた。これで1,000円は安すぎるくらいだ😋
旅先では、ふと入ったお店で素敵な出逢いがよくある。
スネ夫
ちゃんぽんを食した後は再び26号線を時計回りに走っていくが、ここから南東の”桜島口”まではあっという間。
その間、道ばたにソリオを停めて、桜島を眺める。
桜島口で『溶岩道路』と接続するが、元々桜島は正真正銘の島だった。このあたりは”瀬戸海峡”という小さな海峡があったが、先述の大正大噴火で駆け下りてきた溶岩でこの付近にあった瀬戸集落共々完全に埋め尽くされてしまった。
この時埋め尽くされた瀬戸集落で、日本初の西洋式軍艦『昇平丸』が薩摩藩によって建造されたのは、また別のお話・・・。
あとは溶岩道路をそのまま走れば、桜島港に到着する。
せっかく遊びにも来ているのだから、展望所に立ち寄る。
”有村溶岩展望所”は『溶岩道路』沿いにあるので、立ち寄りやすい。
何度訪れてもその姿を変え続けているので、見飽きないのが桜島の魅力だろう。
ここからは、錦江湾も望むことができる。
錦江湾を挟んだ向こう側には薩摩半島、そして『薩摩富士』とも称される開聞岳が望見される。こちらも桜島と同じく活火山である。
ちょうど頂部に雲がかかっているが、その様が某国民的アニメに出てくるキャラクター・スネ夫にしか見えない・・・😒
そうなってしまったのも、すべて下の動画のせいだ😈
タイトルの通り、本当に胸熱になります(ノД`)
(旅行系のYouTuberではエンイチさんが一番お気に入りです😋)
話を戻そう。
展望所の入り口には売店が数軒並んでいる。
件の主😈は、溶岩で作った焼き肉プレートを2枚所望。
「その小さいヤツやなくて、大きいヤツを1枚買うたほうがエエんとちゃいますか😒」
「大きい方は、12,000円もするんぞ😑」
「2,500円の小さいヤツを2枚買うて、コンロ2つ使うた方がえかろう😒」
「そりゃ、ここで12,000円のプレートを買うんもどうかと思うけども、折角ここまで旅行しに来てるんだっせ😒」
「ちょっとは、財布のヒモを緩めたらどないでんの??」
「既にオマエの旅費を半分見てやってる時点で、充分に緩めとろうが😀」
行堂、沈黙する。
有村溶岩展望所を出て、桜島港に向けて再度出発。
この途中には、有名な古里温泉郷がある。
驚いたのが、数々のロケなどで有名で、最も大きな旅館だった”ふるさと観光ホテル”が廃墟になっていたこと。
調べてみると、2012年9月一杯で営業を止めて倒産している。
Googleストリートビューには、その僅か半年前の同ホテルが映っている。
今の古里温泉郷には、2件の旅館しか残っていない。
いくらインバウンドなどと言っても、昔ながらの旅館・ホテルにとっては、その恩恵にあずかるのは難しいのだろうか・・・。
そのまま走ってフェリーに乗るのかと思っていたら、
「足湯に入ろうやぁ😀」
ホンマに、寄り道が多い・・・。
私は独り身なので、自ずから独り旅がほとんど。
(寄り道は、あんまりしない気がする)
ただ、まれに複数人で旅行に出ると、それぞれの性格・趣向が表われてきて、それに乗っかかったりするのも面白い。
桜島港のすぐ近くに溶岩なぎさ公園があり、その中に足湯施設がある。
最後に訪れた2013年にはあっただろうか・・・。
足湯でマッタリして、ようやくフェリーに乗船。
ちょうど出港ギリギリの時間だった。
数名の誘導員が、それこそものすごい勢いで、
「サッサとこっち来い😠💢」
ぐらいの剣幕で大きく腕を振って誘導してきた。
そんな怒らんでも・・・(´・ω・`)
けど・・・、
倒れそうなほど暑い中で何時間も立ちっぱなしで仕事をしていたら、そうはなるか・・・。
宮ちゃん
16時30分過ぎくらいに天文館・変なホテルに帰還。
それから、明石屋で『かるかん』を自分用と土産用に所望。
かるかんは色んなお店で出してくれるが、個人的にはやっぱり明石屋のそれが一番美味しいと思います😋
色々と買い物をしたりしていると、もう17時30分。
急いで変なホテルに再度戻り、大急ぎでシャワーを浴びる。
18時から山之口町の居酒屋『みかん』で一次会。
料理の全てがやっぱり美味しい。
黒豚しゃぶしゃぶの出汁がコクがありつつもクドい味じゃない。
全部飲み干してしまった😋
そうそう、このお店は焼酎の品揃えも素晴らしい。
『みかん』を出ると、二次会・三次会に続いた。
主😈の奥さんは一次会の終わりくらいで中座し、委員長は三次会の途中でドロップアウト。
結局、私と主😈だけが最後まで呑んで歌いあげた・・・😑
変なホテルに戻ったのは、翌日午前2時過ぎ・・・😒
翌日、いや、正確には今日も試合があるのだが・・・。