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【ライターの話】結局文字起こしサービスを使い始める(nottaにしました)。


以前、文字起こしサービスについてお試ししたことがあるのですが。


その後、nottaを利用し始めました。一番安いプランです。

毎月、1時間半から2時間のインタビューをするレギュラー仕事が加わったので。※しかしnottaの一番安いプランだと、1時間半までしか文字起こしが見られないので、音源を分割して使っています。不便。

私の文字起こし方法

nottaは話者ごとに分けてセリフ風に文字起こしをしてくれるのですが、精度は微妙です。

誤字だらけ。

それでも大体流れはわかります。記憶が抜けているところを補填してもらえたらOKです。

また、音源を全部解読し終わると、AIが議事録の総まとめを作ってくれます。これは意外と便利。

細かいネタは拾ってくれないので、総論みたいな感じになります。

この「大体の文字起こし」と「AIまとめ」を見ながら、インタビュー要約を作っていきます。

インタビュー要約を作りながら原稿の骨格を組み立てる

①目的:このインタビューで引き出したい結論。「(気軽に)起業相談に行こう」とか「補助金を活用しよう」とか「AIをビジネスに取り入れよう」とか。そういうの。

②概要:取材相手のバックグラウンド。業務内容。社名だけだと仕事内容が不明であることも多いので、普段何をしているのかの具体的なこと。

③テーマに即したネタ:起業ヒストリーとか、補助金の活用法とか、AIの活用例とか。取材時にできるだけ具体例を引き出しておいて、それを羅列。

④抽象的な議論を探し出す:具体例をワンランク抽象化させた情報を羅列。「補助金を使えば10年かかるところ数年で成長できる」「AIを使うのは難しいから、使いやすい形にしてサポートする」などなど。(この辺が原稿の結論部分に使える)

⑤上記の流れにハマらないけれど、大事そうなネタをピックアップ。スタッフ数とか、代表者の家族の話、今注目していることなどなど。

ここまでやると大体2時間から3時間。一旦休憩(日をまたぐ方が脳的にはありがたい)。

後日、原稿をまとめる

作っておいたインタビュー要約をもとに、仕上げる文字数に合わせてブロックに分けて(大体3ブロックくらい)、小見出しと本文を書いていきます。

たまに「違う情報なかったっけ」と録音の文字起こしに戻ったりします。

音源の保存は心の安心感。

うっかりロングインタビューの録音をしそびれることもあるのですが、そういう時は記憶が薄れないうちに超長い要点まとめを書き起こすのに必死です。たまに、ボリュームがありすぎてまとめ作りを放棄します(とっとと原稿を書く)。

↑お店取材の時は、展示されたアイテムを見に行ったり、料理を出してもらったり、「あちこち動いて実物を見ながら話す」ことが多くて、録音しにくいと私は感じています。

なので五感でメモ。ノートにメモが取れないことも多いです。綱渡り。

結局のところ、Rollbahnに殴り書きした単語たちが私の脳みそスイッチ。この単語をキーワードに取材時の光景を思い出し、そこからストーリーを紡ぎ出すことが性に合っているのですが。

そろそろ年齢的に記憶装置の性能が落ちてきました。

なので、文字起こしツールのお世話になりつつ、私なりの方法を常に模索しています。

↓↓↓ライターの仕事に関する記事はこちら↓↓↓
地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。




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