【ライターの仕事】確定申告がとりあえず終わったのでホッとしました。
この時期はフリーランスの人たちはきっと「確定申告で忙しい」「まだ何も入力してない」「それどころかレシートどこ」という状況なのではないかと。
フリーランスではなくても、働き口が二箇所以上になると確定申告しなきゃいけないし、副業が20万円超えたらやらなきゃらだし、会社員の時は年末に源泉徴収をもらうだけだったので最初は戸惑いました。
そして私はもう10年以上フリーランスをやっていますが、未だに確定申告のことはよくわかりません。
最初は訳もわからず白色で素直に申告し、膨大な健康保険におののく
ライター初年度はそのまま素直に書きました。
しかも青色なんて夢のまた夢なので白色で申告したのです。
すると、その年の住民税や健康保険料の金額に驚愕することに。特に健康保険料は想像を超える額だったため、市の健康なんちゃら課に電話して問い合わせたほど。「この高齢者支援金て何ですか」と質問したのを覚えています。
市の人は「若い世代で高齢者をサポートするためのお金なんです」と真っ当に答えてくださいました。
まあ、無知だったのです。本当に。この世はお金がかかるのだなあと。
そろそろ青色を本気でやろうと勉強会へ
私のフリーランス駆け出し期は妊娠と出産と並行していたので。
税金と健康保険料、国民年金で支払う額などを脳内で勘案し、「子どもが小さいうちは扶養内で働こう」とサクッと決心しました。
そして、子どもが徐々に大きくなり、独り立ちできそうな時期が見えてきた頃に、青色申告をしようと考え始めたのです。
そのころはコロナ直前、フリーランスの集いもたくさん開催されていて、「ライターさん向け経理の勉強会」とか、「フリーランス名刺交換会」みたいな会合にちらほら顔を出していて。
フリーランス経理さんとフリーライターさんが共同で開いた経理勉強会にて、「経理のことがわからないなら、クラウド会計ソフトのfreeeを使うべし」というレクチャーを聞きました。
これが転機。
freeeを使うようになって「無知でも生きていける」という自信がつきました(自信?)。
なんなら最初は簿記の本を読んでうっかり勉強したために、「売掛金」という知識を持ってfreeeを使ったところ帳簿付けを間違えたほど。
※freeeは経理無知のために作られているので、「売上」ボタンを選んで「未入金」にしておけば、自動的に売掛金に設定してくれる優れたツールなのです。
そしてマイナンバーの到来ですべてが楽に!
さらにfreeeとマイナポータルを連携するとe-Taxが使えて(昔は専用のリーダーが必要だったので諦めていた)、スマホがあれば郵送せずとも送付が完了。
すごい。
すごい!
ずっと昔は源泉徴収金額の計算方法もわからず、さらに源泉徴収の時期が年明けになると還付金に反映されず(出版系は請求してから翌々月払いとかが多いため)。で、追加の還付請求書類を税務署に出すときに金額を間違え、税務署から封筒が届き、頑張って計算したのにさらに間違え、版元の経理の人に頼んで教えてもらって何とかするという遠回りなことをしました。
→今は税抜き金額に0.1021をかけると呪文のように覚えています。
そしてある程度の失敗を重ねてほどよく知識がついた今。
freeeを使い始めてめちゃくちゃラク。
銀行口座、クレジット口座を連携し、入金とカード決済すべてを向こうからきたデータを処理すればほとんどの会計処理が終わるという(源泉徴収金額は事業主貸しにする)。請求書もfreeeで作ると取引反映してくれて、電子帳簿保存法もfreeeに請求書pdfを登録すればタイムスタンプさえ必要ない。※しかし私は月5枚までしか画像保存できない安いプランを使っていたので、2024年1月から大慌てでプランを格上げしました。
とりあえず2023年分は締めた
なぜかfreeeを大絶賛するだけの記事なりました。
でも助かっているのは本当。ただ使い始める前に、勉強会に行ったり、経理の人の話を聞いたりと「自分が納得できるような行動を取った」のはよかったなと実感しています。
無知なままですけれども。。。