ようやく夏休み!1学期単元まるごと!@国語科単元学習➋
第二弾です。お盆シーズンなのに、台風や大雨が重なりますね。大きな災害に繫がらないことを祈るばかりです。
➍第5単元「社会科見学の一日を学級通信にまとめる」
書くことの単元です。新聞記事の構成を教科書では取り扱っているのですが、毎度のこと、悩みます。というのも、学習指導要領解説を読むと、新聞に関する記述がないのです。
材料集めなのか、文章構成なのか、記述なのか、推敲なのか。はっきりしません。逆に言えば、これははっきりさせないと、評価ができないことになります。というわけで、今回は、四年生で初めての書くことの単元でしたから、材料集めにしました。題材にするのは、全員が参加できた、社会科見学の一日です。一人一台、タブレット端末を使って、新聞を仕上げます。
今回は、PowerPointを駆使して、学級通信風に新聞記事を仕上げましたが、写真を撮ったり、インタビューをしたり、そのあたりから、材料集めの資質・能力を育むべきだったなあと反省しているところです。
ただ、タイピングには随分慣れてきているので、その点は成果があったと思います。タブレットパソコンを使って、文章を作成させると、すべてが同じ字体なので、「この子は、こんな文章も書けていたのか。」とか「字がきれいなこの子は、案外書けていないのか。」とか先入観なく、評価ができたところが大きかったです^^
➎第6単元「東京五輪の広告の意図を読む」
1学期にぜひ取り組みたかった題材。東京五輪。紆余曲折、賛否両論が渦巻いた、今回のオリンピックでしたが、私は、テレビの前から離れられませんでした。離れる隙もないほど、矢継ぎ早に同時並行で競技が進み、気持ちの整理が大変でした。
そんな東京五輪を題材に、広告の意図を読む学習に取り組みました。教科書には、体温計の広告の読み比べがありましたが、今回は、実際の東京五輪に関わる広告を並べて、どんな意図があるのかを読んでいきました。キャッチフレーズやレイアウト、色や写真の在り方など、様々な観点から読んでいく様子は、さながら推理をしているような感覚になりました。
アートポスターもありましたが、それは、意図が明確に書いてあった上に、芸術性が高かったので、図工で使うことにしました。こういう時間的な価値があるキャッチ―な単元もどんどん展開していきたいですね。
➏1学期の総括
引継ぎの際に「国語や算数で思うような成果が出せなかった。」とおっしゃっていたので、全学年のテストデータを参考にしながら、学年で「平均90点。学力テスト都道府県平均。数字にもこだわろう。」そんな話をしていました。
国語の到達度に関しては、1学期を通して、9割ほど。前年度比で2割ほど上がりましたが、個人的には、あまりよろしくなかったです。夏休みは、しっかりと分析をして、2学期の単元に生かしていきたいと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?