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【全員必見】自己肯定感について!仕事のパフォーマンスに影響する自己肯定感を維持する方法をご紹介します!!

こんにちは!Preventure編集部です!

今回は自己肯定感とパフォーマンスの関係性についてご紹介します。
みなさんは自己肯定感を持っていますか?実は日本人は世界各国と比べても自己肯定感は低い水準にあるとされています。

自己肯定感は幼少期などにおいてとても大切なものとされており、自己肯定感を向上させる育児なども注目されています。

この自己肯定感ですが、実は社会人にとってもかなり大切なものであるということが明らかになっています。そこで今回の記事では、社会人にとって自己肯定感がどのように大切なのかを解説します!


自己肯定感とパフォーマンスの関係性

自己肯定感とパフォーマンスにはどのような関係が見られるのでしょうか。

今回は仮に自己肯定感が下がってしまったAさんを想定してみましょう。

Aさんは社会人3年目。ここ数日で仕事のミスが続きました。さらに、同僚と自分を比べてしまう癖のせいで自己肯定感を失ってしまいました。その結果、自信やモチベーションを失ってしまい、気付けばパフォーマンスを維持しようという姿勢すらも失いました。連鎖的にAさんは、将来的に自分が成功するイメージを持てなくなってしまい、積極的な行動を起こすことが難しくなってしまいました。

このようにAさんは自己肯定感を失ったことから負のスパイラルに入ってしまいました。自己肯定感をいかに下げないかが大切であることが見えてきたのではないでしょうか。

自己肯定感とは

まず初めに、「自己肯定感」について、定義や考え方を確認しましょう。

そもそも自己肯定感とは

そもそも自己肯定感とはありのままの自分を肯定する感覚のことを指します。類語には「自尊心」や「自己評価」などがあり、「セルフ・エスティーム」の日本語訳とされています。

自己肯定感は能力が高いことではない

自己肯定感というと能力が高いと捉えられがちです。しかし、実際はそうではありません。自己肯定感は、「今の自分を認め、尊重すること」によって生まれる感覚と言われています。自分と他人を比較することではありません。自己肯定感においては、自分をどう捉えているのかであり、そこに能力は関係しないのです。

この自己肯定感ですが、日本人は諸外国の人たちと比べて低いということが知られています。文部科学省の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」における国際比較における国際比較を見てみましょう、

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2017/06/23/1387211_08_1.pdf

アンケート内の「私は、自分自身に満足している」という質問に対して日本では「そう思う」と答えた人の割合は7.5%、「どちらかといえばそう思う」が38.3%でした。対して、韓国は「そう思う」と答えた人が29.7%、「どちらかといえばそう思う」41.8%、アメリカそう思う」と答えた人が46.2%、「どちらかといえばそう思う」と答えた人が39.8%でした。

【私は自分自身に満足している】
日本
「そう思う」7.5%、「どちらかといえばそう思う」38.3%
韓国
「そう思う」9.7%、「どちらかといえばそう思う」41.8%
アメリカ
「そう思う」46.2%、「どちらかといえばそう思う」39.8%
英国
「そう思う」39.8%、「どちらかといえばそう思う」43.3%
ドイツ
「そう思う」29.1%、「どちらかといえばそう思う」51.0%
フランス
「そう思う」30.9%、「どちらかといえばそう思う」51.8%
スウェーデン
「そう思う」21.3%、「どちらかといえばそう思う」53.2%

また、「私は人並みの能力がある」という質問に「とてもそう思う」と答えた人の割合は、日本においては7.4%。アメリカでは55.9%でした。

これらのことからも諸外国に比べて日本の自己肯定感は低いということが分かります。

自己肯定感が低い人

自己肯定感を下げてしまう人にはどのような傾向が見られるのでしょうか。

他者と自分を比較する

一つ目に他者と自分を比較してしまうという点が挙げられます。競争相手や目標として周囲の人と自分を比べる行為自体は健全な行為です。しかしながら過剰な比較に没頭してしまうと劣等感を感じてしまったり、嫉妬してしまったりします。これは健全な状態とは言えません。

自分自身が他社と比較することでモチベートされるタイプなのかどうかを認識することも大切です。また、無意識のうちに他人と比較してしまっている人は改めて注意する必要があります。他社との比較も意識的に行うようにしましょう。

失敗することを恐れてしまう

二つ目は「過去の経験から失敗を恐れてしまう」です。失敗は自分の落ち度だけでなく、外的要因からも影響されて起きるものです。しかし、その失敗を自分のせいだと言われたり、そう感じてきた場合、失敗することに極度な恐れを抱いてしまい、結果として自己肯定感が下がってしまいます。

承認欲求が強く、他者評価を求める

三つ目は「自己評価を他者に依存している」場合です。人から承認されたい気持ちが強く、他者に認められることに強い価値を感じています。この場合、「行動基準」が他者から評価されるかどうかになっています。また評価軸も他人からの評価が中心になっています。そのため、いい評価が人から得られないと落ち込んでしまい、他者を批判したりするケースがあり、仕事のパフォーマンスが低下する可能性があります。

しかしながら承認欲求が原動力となる人もいることから、必ずしも悪いことではないということは留意してください。

自己肯定感が高い人


ここまで自己肯定感が低い人の特徴をご紹介しました。自分自身にも当てはまっていないかチェックしてみてください。
ここからは自己肯定感が高い人について確認します。

主体性・行動力がある

自己肯定感が高い人に見られる傾向の一つ目は主体性・行動力があることです。自己の判断を肯定的に捉え、自信があることからそのような傾向が見られます。プロジェクトリーダーなどには欠かせない要素ですね。

心に余裕がある

二つ目の傾向には心に余裕があることが挙げられます。自信にもつながることではありますが、自己肯定感を持っていると心に余裕が生まれ、安定したパフォーマンスを期待することができます。

心に余裕を持つことで焦ってしまう状況でも冷静に対処することができます。

円滑な人間関係を築くことができる

三つ目の傾向は円滑な人間関係を築くことができる点です。自己肯定感が十分に育まれていると、他者との過度な比較をすることがないため、嫉妬心や劣等感を感じにくくなります。また、他者評価に依存しないため、ありのままの自分で人と接することが可能です。

自己肯定感を維持する方法とは

ここまでで自己肯定感がいかに大切であり、失わないよう心がけることがパフォーマンスの向上や維持につながるかを示してきました。自己肯定感とは今の自分を肯定することであり、能力の有無ではありません。そのため、優劣がないことも理解していただけると思います。

自己肯定感はどのような状況であっても維持・コントロールすることが重要です。

最後にどのようにして自己肯定感を維持すると良いのかについて、おすすめの方法をご紹介します!

生活習慣を整える

一つ目は「生活習慣を整える」ことです。具体的には食事睡眠を今一度見直してみましょう。特に睡眠が不足するとネガティブになるといった研究結果がある通り、良いマインドを備えるためには生活習慣から見直してみましょう。

ポジティブに捉える

二つ目はポジティブに捉えることです。仕事をしている中でさまざまな失敗体験をしますが、その全てをポジティブに捉えることが大切です。具体的には、失敗した原因を細分化して反省するべき点以外の、不運の要素が強い点については深く考えないようにすることが有効です。また、偶然の成功もそこに至るまでには自分の努力や行動があったわけなので、その点をポジティブに評価してあげると自己肯定感が得られます。

成功体験を積む

小さい成功体験を積むことは自己肯定感を得るために効果のある方法とされています。自分にできることから小さい目標を立てて、それらを達成することで成功体験を積むことで自信をつけることができます。

具体的に私が取り組んでいるのは朝起きたら一杯の水を飲むということなのですが、こんな些細なことでも良いみたいです。他には一日5分だけ読書してみる、一日一善をするというものも有効だそうです。とにかく簡単で、生活にポジティブな影響を与えそうなことを優先して選んでみましょう!

その日できたことを考える

みなさんは寝る前にどのようなことを考えますか?私はどうしても今日あれができなかったなとか、明日はこれやらないといけないなということを考えてしまいます。

そんな場合、自己肯定感を上げるためにはその日にできたことを考えると良いです。ここで考えるのは小さいことでも大丈夫です。朝起きてから何をしたか、良い悪いの判断ではなくポジティブに考えてみましょう!

普段しないことをする 

最後に紹介する方法は、普段しないことをやってみるということです。自己肯定感の低下は自分の失敗などに焦点が当たっている状態です。この焦点を非日常に身を置くことで意図的にずらしてみることは気分のリフレッシュになります。

ソロキャンプが流行したりしましたが、自然に触れるなどはとても良い方法の一つです。非日常的な体験から得られる幸福感は何物にも変え難いです!ぜひ積極的に取り組んでみてください!

まとめ

今回の記事では自己肯定感についてまとめました。
自己肯定感は実際の能力とは関係せず、自分自身の行動やメンタルが重要であることが明らかになりました。

特に簡単に自己肯定感を上げることができるのは成功体験を積むということではないでしょうか。かくいう筆者の私も実践してみました。個人的に感じたコツは一つのタスクをかなり細分化してTODOリストなどに書き出してみると、一つのタスクを終わらせた
だけでも複数のことを成し遂げたような気分になっておすすめです!

また、人と比べてしまいがちの人はSNSを一時的にやめてみるのもいいと思います。どうしても比較癖が抜けない人は昨日の自分と比べると自分の成長に気がつけてより自己肯定感が上がるのではないでしょうか。

自己肯定感を上げるためにはさまざまなアプローチがありますが、今回の記事を定期的に見直して自己肯定感を育むことでパフォーマンスをあげていきましょう!

最後に。。。

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