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ストレートネックは”リセット”で解消!①【原因】

最近、長時間のスマートフォン使用やデスクワークによって、「ストレートネック」が増えていると言われています。

ストレートネックとは、本来ならカーブしているはずの首の骨が直線的になってしまう状態。ストレートネックになると、姿勢が悪く見えるだけではなく、頭痛や肩こりなどにもつながるため、注意が必要です。

そこで様々な不調の根本原因になりかねないストレートネックに注目し、ストレートネックになる原因と予防改善方法をまとめてご紹介していきます!

ストレートネックとは?

ストレートネック(医学用語で「直頸症」)とは、通常は前方に湾曲した「C」の形をしている首の骨が、直線状になっている状態のこと。


首のカーブが失われると、本来均等に分散されるべき頭の重さが首や肩に偏ってしまい、過度な負担となってしまいます。

この状態が長期間続くと、最初は軽い肩こりや頭痛だった不調が、首や肩、神経系にさまざまな影響を及ぼしさらに深刻な問題、たとえば慢性的な疲れや吐き気、腕・手のしびれ、集中力の低下など、日常生活に支障を与える可能性があるのです。

ストレートネックの主な原因

ストレートネックの原因の多くが日常生活の中で気づかないうちに蓄積されるものです。主な要因としては生活習慣、不良な姿勢、ストレス、そして骨盤の歪みも関与しています。

たとえば、デスクワークやスマートフォンの長時間使用は、首に過度な負担をかけてストレートネックを引き起こす大きな要素です。

特に、前のめりの猫背姿勢でこれらの作業をしている場合、首が常に支えている頭の重量が、首の骨や周囲の筋肉に多大な負荷をかけることに。


また、意外にも精神的なストレスも原因のひとつに。というのも、ストレスが高まると自律神経のひとつである交感神経の働きが過剰になるからです。
首周りには様々な神経や血管が集中しており、交感神経には血管を収縮させる作用があるため、交感神経が活性化すると首周りの血流が悪くなります。
その結果、筋肉に疲労物質が溜まりやすくなって硬くなることに。このような「首コリ」の状態が続くと、首の自然なカーブまでも失わせる可能性があるのです。
さらに、骨盤の歪みもストレートネックの一因です。骨盤が歪むと、その影響が上部の背骨、首にまで及び、自然なカーブが崩れやすくなるのです。骨盤の歪みは、長時間の座り仕事や不適切な運動習慣から起こることが多いとされます。
これらの要素が複合的に作用して、ストレートネックの状態が悪化することは珍しくありません。そこで、日常的な対策としては、正しい姿勢、ストレス管理、そして骨盤の歪みを整えることがポイントとなります。

特に、デスクワークやスマートフォンの長時間使用が当たり前の現代社会では、多くの方がストレートネックになりやすい環境にあるため、意識的に姿勢に注意するようにしましょう。

次回は、ストレートネックの影響についてご紹介します。

詳しくはこちらから(PREMIERTODAYより引用)


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