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他人ごとを自分ごとにするところからかな、と感じた穏やかな午後

昨日は、中学からの親友と実家からお互い行きやすく良く遊びにいっていた場所に久しぶりに行ってきました。大人になってからは聞き手になることが多いですが、学生時代の友達はたくさん話を聞いてくれるので有難い存在です。

いろいろお話して考えたことを、今日は書かせていただこうと思います。

突然何かあるということ

昨日は、3月11日でした。平穏に暮らしている方でもいろいろ考える日かと思います。私は、2001年の9月11日、留学からの帰国の際、ニューヨークではないですがシカゴで9.11の余波を受けて、空港の敷地内から1週間出られなくなってしまった経験があります。2011年の2月には子宮頸がんの手術をして、仕事に復帰してすぐ震災がありました。東京に住んでいたのでそこまでの被害はありませんでしたが、「今なの?」と思った記憶があります。9.11の経験から、いつ何があるかは分からないと思いながら過ごしていた自分でも、やはり何かあると動揺しますし、どうしようもないことにも「何で?」と感じてしまうんだなと思いました。

一回あると変わる

私自身、病気や事故、災害について、9.11を経験するまではどこか他人事だった気がします。私は事故現場で被災した訳ではないですが、留学からの帰国日だったこと、前日にパスポートをなくして帰れなくなり帰国日がずれたこと、22歳の誕生日を空港直結のホテルで迎えてみんなに祝ってもらったこと、いろいろなことが重なって、私の中ではとても大きな経験となっています。

「こんな時に?」

きっと、年始の地震でも感じた方は多いと思います。「こんな時に?」「何で?」「また?」…、災害でなくても大変なことが起きる時は突然だったり重なったりすることがあります。その中で平和な日常は大切に、できればよりよく生きたいと思うようになりました。

終わりはいつかくる

私達が不安定なのは、いつか終わりが来ることに向かって前向きに取り組もうとしているからだと思います。だから、大変に感じることがあると、諦めたり、自分自身を終わらせたいと思ってしまうことがあるのだと思います。安定するために。私は間接的に9.11を経験してからは、不安定なことを認めて、まずは思いっきり楽しもう、その後は自分がいちばん役に立てることをしていこうと考えるようになりました。もちろん不安がない訳ではないですが、安定や安心を無理にしようとしないで不安定で不安な世界で生きていることを理解すると、

「自分はこれをやるのがいいな。」

というのが考えずとも見えるようになった気がします。

困ったときに困らないように

これから作る生涯学習パスポートは、もちろん楽しみのため、よりよい自分を作るためという前向きな目的もありますが、仕事を失った時、お金を失った時、若さを失った時、自信を失った時、大切な人を失った時など、社会に復帰することがまだ難しかったり、ちょっとお休みしたくなった時の支えになったらいいなと思っています。

「これなら今でもやれるかも。」

ダメな時ほど大きなこと、難しいことを考えてしまうけれど、日常の小さな学びが身近にあったら、小さなことから変わっていけると思いますし、ちょっとした支えになるのではないかと感じました。誰にでも思わぬことはあると思います。そんな時の、実用的なお守りとして持っておけてたらいいという想いを持って作っていきたいです。

物だけではなく心の備えも

もちろん周りの人が助けてくれることもありますが、私達は大変な時ほど自分でまずはなんとかしなくてはと頼ることを後回しにしてしまうので、それであれば少しの心の支え、現実的な心の支えを準備しておく方が、「助けてと声をあげて!」「頼ることも大切だよ!」と呼びかけるよりも有効な場合があるかも知れないと思いました。

親友に話を聞いてもらいながら、生涯学習パスポート制作への想いがはっきりしたので、書いておこうと思いました。話をしている時に、試しにAIに生涯学習パスポートの内容について提案を受けたら、結構良いアシストをしてくれたので、AIも活用して内容は考えていこうと思います。まだお仕事開始まで半月以上あるので、できるところまで勉強や活動の準備を頑張りたいと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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