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ソーシャルリズムメトリックをつける
もう2ヶ月くらい、簡単なソーシャルリズムメトリックをつけている。
日本うつ病学会の双極症委員会、というところが作ったWEBアプリで記録しているのだけれど、こういうことらしい。
毎日の社会リズム(活動時間や対人刺激)を入力することで、社会リズムと気分変化の関係に気づき、より気分の安定した生活をめざす
まだ診断がうつ病だった時からつけているのだけれど、もしかしたら双極性障害かもしれませんね、という話が出て、記録をつけてみてくださいと主治医の先生に言われたのがきっかけだった。
ソーシャルリズムメトリックも、細かくつけると17項目くらいあるらしいのだけれど、私が使っているWEBアプリは次の項目でできている。
・起床時間
・人との初めての接触
・主活動の開始
・夕食の時間
・就寝時間
・その日の気分
・印象的な出来事
その日の気分と印象的な出来事の欄以外は、時間と対人刺激を入力するようになっている。
時間は15分刻みで、対人刺激は1人だったというのから人が積極的に関わっていたというまでの4段階。
気分は-5から+5までの0を含めた11段階評価。
出来事の欄はフリー記述になっている。
お昼休みに半分くらいつけて、残りは次の日の朝の通勤電車でつける、みたいな習慣で過ごしている。
毎晩つけるように最初はしていたのだけれど、寝落ちしてしまったりするので、今のルーティンになった。
紙でつける方法もあるらしいのだけれど、私はあんまりマメではないので、手元に持っているスマホでできたら便利だなぁと思って、WEBアプリにしている。
薬が変わったタイミングと記録するようになったタイミングが一緒なんだけれど、振り幅の大きかったグラフが今は一定になっていて、薬効いてるんだ!と謎の実感をしている。
(主治医の先生は記録するように行った段階で双極性障害だと思っていたのかもしれない)
さらに安定していくために、この出来事が躁とかうつのトリガーになりやすいかも、とか、夜更かしすると後でこうなる、というのを掴んでいくことが大切になるのだけれど、今のところ見つけられていない。
もっと長く記録していったら分かるのかなぁと思っている。
双極性障害と言われたけれど、どうしよう、という人は1回やってみるのもいいかもしれない。
WEBアプリはメールアドレスの登録が必要だけれど、お金もかからないし、自分の様子が可視化できるってちょっと安心する。
私は日記を書くようにしていたこともあるのだけれど、朝起きてどんな気分だったとか、仕事でどんなことをしたとか、ご飯はどうだったとか、一日を網羅するように書いてしまっていたから、1ヶ月続けたところで疲れてしまって、やめてしまった。
今は印象的な出来事を一言だけ書くようにしているので、だいぶ楽ちんだし、気持ちのハードルが下がったのは良かったなぁと思っている。
もちろん、合う人合わない人はいると思うけど、気軽に試せるものだから、自分がわからなくなって不安だなぁという人は挑戦してもいいのかなと思っている。