文学フリマ香川たいけん記
一昨日(2024/7/28)に開催された文学フリマ香川に参加してきました。香川は僕の地元なのでなんなんかわからないけど「文フリ高松」って言っちゃう。香川は香川だから…
今回は新刊も持ち込んで、学生の頃に書いたチムレンガの文集も出品しました。会場には文芸部のメンバーがいたり、直島のときの先輩がいたりして目眩がしました。
ブースの設営中、一般参加者がなん人来るんかけっこう心配していたのですが、開場の瞬間にさっきまでの静かな雰囲気は消え去って展示場全体が殺気立ちました。なかなかヤバい、満員電車くらい人があった…
人の列でブースの前が埋まって悲しい気持ちでしたが、並んでいる人に立ち読みしてもらったりしてなんとかしました。11時の開場から12時半くらいまでそんな状態が続いて、人混みが不快なのと同時に高松にこんだけ人が集まったことに感動していました。
大学の先生がブースに遊びに来てくれたりしましたが、お客さんの対応であまりおしゃべりはできず…
忙しくて幸せ、こんな想いを香川でできるなんて。先生にはまた今度秋頃あいさつしようと思います。
気になるブースの売上は、バチバチの黒字で出店費の6倍くらい売れました。ありがたいこった。
帰りの車の中で、友だちと話しながらしみじみ思ったこと。それはこれまでの自分の態度です。いろんなことの…
僕は営業が得意なので、文フリの場の雰囲気にも乗って人を捕まえて本を売れます。だからウェブカタログもノータッチだし、設営の準備も最低限しかしていない。だから何人のお客を捕まえられるか、来場者数を見て見積もっていました。香川文学フリマへの不安もそういうものだった。何人のお客を捕まえられるか…
この考えへの反省です。こんなんだと僕は文フリや他にお世話になっているものに乗っかっているだけや。自分では何も生み出していない。
だから次回は、次の出店は大阪文学フリマ9/8なのですが、その時に一人でもりかえもんに会いたくて来た人を作りたい。乗っかるのではなく、自分も文フリを盛り上げたい。そうしたほうが営業も今ほど頑張らなくていいだろうし…
今回の帰り、すごく素直な気持ちになって、そのために自分の姿勢を疑ってしまいました。自分が文学と信じるものに、あんまり誠実じゃなかったかもって。
そのために普段の発信をもうちょっと頑張ろうと思います。あんまり、その場の自分に任せすぎないで。以上が文学フリマ香川の体験記でした。
*今回の新刊
香川へのラブコールです。自分なりの
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