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【22年1月】読書まとめ

2022年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1559ページ
ナイス数:67ナイス

■その手をにぎりたい (小学館文庫)

好きな人のにぎったお寿司を手のひらから直接取って食べるなんて官能的。
退職記念に社長に連れて行ってもらった人生初めての高級寿司店で人生が変わった主人公。
時代はバブル景気。自分の力で高級寿司店に通うために、不動産業界に転職。そこまで夢中になれるものが私にはあるかしら。
そんな彼女の約10年。どんどんたくましくなっていく。
柚木さんの作品って食べものがおいしそう。単純なのでお寿司が食べたくなる。
読了日:01月27日 著者:柚木 麻子

■耳鳴り めまい 聞こえにくい耳の悩みに 90秒ですっきり「耳うらほぐし」

こまめに歩いて血流が全身にめぐるように。(ふくらはぎの筋肉の伸縮が繰り返される→ポンプ機能が活発に→全身の血液循環がよくなる→耳の血流も促される)
ほぐしは9つあったけどできるかな。
とりあえず鯖缶を買いました。
視力は大体みんな把握していて眼鏡・コンタクト・レーシック等対策をとることが普通だけれど、聴力はあまり意識されないかもしれない。
個人的に10月が苦手。
読了日:01月24日 著者:中川雅文

■犬とハモニカ (新潮文庫)

読んだことあるような気がすると思ったら2013年に単行本で読んでいた。
解説が江國さんの作品の魅力を見事に言語化していた。
「人と人が同じ時と場所を共有して、ものを食べたり、ことばを交わしたりする。その瞬間の、相手の何気ない仕草や所作が、ことばの精確さによってなのか、花の匂いが風で流れてきて、ふいに自分のもとに香ってくるように、文字が流れてきて、書かれていた人のすがたがありありと目の前にあらわれることに、はっとするのだった」
それはこちらの作品だけでなく。
そして夫婦や恋人でも別々の人間だということ。
読了日:01月20日 著者:江國 香織

■風と共にゆとりぬ (文春文庫)

笑ってしまうので電車の中で読まないほうがいい作品です。ホームステイ先でのピアノの話なんて吹き出しそうになった。
柚木麻子さんとの余興を見てみたい。
お身体大切に。
読了日:01月17日 著者:朝井 リョウ

■フィンランドでかなえる100の夢

2020年11月発売なので新しめ。適当に手に取ったけどこの間読んだ著者さんでした。
前作もそうだったが、普通の案内本だったらはじめにヘルシンキを載せると思うけど、こちらは初っ端から違う街。
フィンランドは木を1本伐採する場合、5本植えることが義務付けられているそう。さすが。
フィンエアーに乗ってみたいなあ。
冬のフィンランド。オーロラにサンタクロース、犬やトナカイのそりも夢のよう。
お隣のエストニアも少し載っていた。IT先進国というのは知っていたがSkypeの開発国だったとは。「失恋薬」も気になる。
読了日:01月16日 著者:kukkameri

■フィンランド 森と街に出会う旅

2006年発売。
「フィンランドについて何でも知りたい」という人向け。
おしゃれでかわいらしい北欧フィンランドを求めている人は読まなくても良さそう。
なぜかというと旅行記と呼ぶには明るくなく冷めた文章なので。題名は出版社がつけた感じがする。
それに学術的というわけではなく主観的で、勉強するなら他の本が適していると思う。でも軽く読めるからいいのかな。
生意気言いつつフィンランドの女性については興味深いし、ノキアの携帯電話はスマホの前身のようで驚き。
きのこ狩りは皆するものかと思った。結局は人それぞれよね。
読了日:01月10日 著者:

■とっておきのフィンランド

テーマごとに街を紹介してくれていてヘルシンキ以外の都市にも行きたくなる。
可愛らしいガイドブックだった。
想像がつかないフィンランドの冬の寒さ。服装に悩んでしまうが、具体的に説明があり参考になりそう。
読了日:01月09日 著者:kukkameri

■愛ネコにやってはいけない88の常識

ドライフードは良くないのですね。
猫は肉食ということを忘れてはいけない。
水分不足に注意。
いつか猫と暮らしてみたい。
読了日:01月07日 著者:南部美香

■ひとりでカラカサさしてゆく

大晦日の夜、80歳過ぎの3人の男女がホテルで一緒に命を絶つ。とは言っても死ぬ瞬間は詳しく描かれていません。
遺された人たちそれぞれの視点で話が描かれます。そのため登場人物は多いです。でも区別はつきやすかった。個性的な人たちなので。
平均寿命が男女共に80歳を越える現代の日本において気になる題材だなと思い読みました。
装丁も好み。
生まれる方法は選べないけれど、死ぬ方法は自分で選ぶことができる。(あくまでも可能性の話)
読了日:01月01日 著者:江國 香織


▼読書メーター

 このまとめで気づいたが、朝井リョウ氏のエッセイをKindleで登録していた。検索がちょっと使いづらい。
 読書メーターの感想にはなぜか書いていなかったけど、家族旅行の話がおもしろかった。ハワイ旅行に行くのだけれどね。
 そして柚木麻子さんと朝井リョウ氏の仲の良さよ。

 1月の読書はフィンランドに想いを馳せていたようです。図書館でフィンランドとつくものをとりあえず借りてみた。まだフィンランドに飽きてないみたい。
 図書館といえば、図書館のネット予約システムで新着図書一覧を眺めて借りてみる、ということを覚えた。猫の本や耳鳴りの本はそれで見つけた。便利。

 江國さんの「ひとりでカラカサさしてゆく」は大晦日に書店で出会ってしまい、あらすじを読むと大晦日の話だったので購入。

 信じられないことにもう3月になりましたが、1月の読書をまとめてみました。

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