適応障害の原因~自分はいらない存在だ~
適応障害になって休養している間、どうしてこうなったのか、ぐるぐると考え続けていた。
認知行動療法を試したり、心が軽くなる系の本を読んでみたり。
私の根っこにある感情は、「自分はいらない存在だ」という強烈な不安感だった。
自分で認知療法をやってみて、これが私の「自動思考」というやつだと思った。
ちょっと失敗すると、この言葉がするりと頭に入ってきて、不安、自責感、怒りなどを感じさせる。
この「自分はいらない存在だ」という自動思考に対して、「適応的思考」はあるのか?
休んでいる間、あっちこっち考えが寄り道しながらも、ひとつの答えに行き着いた。
私の仕事は誰にもできる。
私が今ここにいることに、意味がある。
私にできること、私にしかできないことをすればよい。
適応的思考に正解があるかは、素人の私にはわからない。
まあ、今の自分にはこれが一番しっくりくるから、それでよいと思っている。
凝り固まった自分の思いが、溶け始めた気がする。
ずっと、生きづらさを感じてきた。
これで少しは生きやすくなるだろうか。