0278 不死鳥の寺、三天皇の産湯の井戸「園城寺(三井寺)」(滋賀県)
園城寺(三井寺)のご利益
開運・運気上昇、諸願成就、厄除け
園城寺(三井寺)の360度ビュー
園城寺(三井寺)について
境内にある霊泉、閼伽井という井戸の産湯が天智、天武、持統天皇に使われたたため、御井寺と呼ばれ、のちの通称三井寺と呼ばれました。
幾多の苦難を乗り越えてきた不死鳥の寺ともいわれるパワースポットです。
本尊の弥勒菩薩は、1300年余り前、三井寺が創建されたときに天武天皇から賜ったと伝わる絶対秘仏のため、その仏様を見た人は誰もいません。
本尊がある本堂(金堂)は豊臣秀吉の正室、高台院が1599年に寄進しました。
閼伽井の霊泉には九頭龍神が住み、年に十日、夜丑の刻に現われては金の器で水花を金堂の弥勒菩薩に供えるため、その日泉に近寄ると「罰あり、科あり」といわれ、近づくことを禁じられていた伝説が伝わります。
幅広い信仰を集め栄えていましたが、比叡山延暦寺との対立、源平・南北朝の争乱によって大小合わせて五十回の焼き討ちにあい、豊臣秀吉に没収されて廃寺同様になるなどしましたが、そのつど不死鳥のように復活しました。
風水では衆龍相會形という、二匹の龍が作り出すパワースポットで、特に大きな水を前面にいただくとより良いとされ、日本一の琵琶湖を前面にする三井寺は、子孫が長く有名になる格局(四柱推命におけるタイプ)です。
その名声を争い、何度も抗争によって燃えてしまいましたが、つどよみがえり繁栄していることから、再生と成功のエネルギーに満ちた、開運、諸願成就、厄除けなどのご利益があるパワースポットです。
絶対秘仏の御本尊、弥勒菩薩も、寺は幾度となく焼け出されながら、奇跡的に今なお残っているのです。
数々の伝説 → 公式サイト
境内案内 参拝順路、その他(見どころのリンクあり) → 公式サイト
歴史・伝説をまとめた記事 → 宿坊 和空 三井寺のサイト