見出し画像

0179 爆心地から2km、原爆の爆風熱線に耐えた「広島東照宮」(広島県)

広島東照宮ひろしまとうしょうぐうのご利益

勝負運、安産、子授け・子宝、子孫繁栄、子育て・育児、商売繁盛、仕事運、金運、開運・運気上昇、家内安全、健康長寿、厄除け、除災・災難除け


広島東照宮の360度ビュー

広島東照宮ひろしまとうしょうぐうについて

天下の江戸幕府を開いた大将軍、徳川家康をおまつりする神社ですので勝負運には抜群のご利益があります。代々続いた徳川家の繁栄は安産や子宝あってのもの。そのご利益もあって、安産祈願には多くの人が訪れます。

石鳥居。創建当初のものです。

慶安元(1648)年に創建され400年近い歴史があります。
昭和20(1945)年8月6日に炸裂した原子爆弾の爆心地まではわずか2.2km、熱風で一部焼失したものの全壊を逃れた奇跡のパワースポットです。

唐門(からもん)。被爆焼失を免れた広島市指定重要有形文化財です。
創建当時の造営が残っているものです。平成に修理復元しました。
両翼の翼廊の和様主体の簡素な造りと対照的に、唐様な造りです。

本殿は原子爆弾により焼失しましたが、境内に駐在していた陸軍通信隊の消火活動により、家康公のご神体は奇跡的に焼失することなく無事でした。

翼廊(よくろう)。唐門の左右に建てられた切妻造の建物。
原爆による焼失を免れ、平成に修理を行い、創建当初の姿に復元しました。

広島駅から徒歩10分前後というアクセスも魅力です。
拝殿や本殿は明るい朱色で、木々の緑とのコントラストは実に鮮やかです。

手水舎。総朱漆塗で桃山時代の建築様式です。
戦後30年以上経って解体修理して復元しましたが、こちらも被爆焼失せず残りました。
拝殿(奥の鮮やかな朱色の建物)
原爆で焼失し、昭和40(1965)年に再建されました。
「亥の子石」(いのこいし)
多産・安産のシンボル、亥(いのしし)の石です。
「子授け」「安産」「子育て」のご利益があります。
本地堂(ほんじどう)。昭和59(1984)年に修理。
神仏混合時代のもので、創建当時(慶安元(1648)年)造営の貴重なものです。
本地堂仏である「薬師如来」が安置されています。
御供所(ごくうしょ)。
神に供える神饌(しんせん)の厨房、つまり神様への食事を作る台所でした。
被爆焼失を免れ、独立した建物としての御供所は、現存のものでは日本最古のものです。
ジャンボ釜、重さ1トン。
雑煮が2,160リットルも作れる途方もない巨釜です。
七福神の「福禄寿」(ふくろくじゅ)
円満で皆から信頼され、尊敬を受ける徳を与えてくれます。
「幸福」「高禄」「長寿」の三徳を兼ね備えた神様です。

金光稲荷神社(きんこういなりじんじゃ)。境内の裏手にあります。
二葉山山頂の奥宮まではここから鳥居120基をくぐり、階段500段あまり、約10分の道のりです。
奥宮からは広島の市街地、瀬戸内海の島々が一望できます。
参道から階段を上ったところにあるのが「唐門」(からもん)
唐門の左右には「翼廊」(よくろう)

原爆の爆風と熱線はすさまじく、爆心地から半径2km以内はことごとく焼失したにもかかわらず、爆心地から2.2kmの建物が残り、本殿は焼けてもご神体は運び出されて無事だったというのは感慨を覚えずにはいられません。

アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼広島駅から画像つきアクセス、金光稲荷奥宮(二葉山山頂)からの写真があります▼

▼境内を読みやすく丁寧に紹介。豊富な画像は15点以上▼

▼【公式】由緒歴史祭典行事祈願境内案内金光稲荷神社

いいなと思ったら応援しよう!