自分たちの都合しか考えてない人が、「本人のために」って言ってほしくない
いや〜、久々に…
仕事中に怒りで…切れちゃいました😓
「切れちゃいないよ」
「オレ切れさせたら、大したもんだ」
と試合後に話す長州力さんを思い出します。
僕は、嫌な気分の時に酒を飲むのは嫌いです。
その代わり、奥さんと子どもが寝静まった後、1人で大好きなチョコミントアイスを食べてます☺️
チョコミントアイスでクールダウンしたところで、今日の出来事を振り返ってみようと思います。
きっかけは、息子からの虐待により約2年前から措置入所されているDさんの件。
当然、入所すれば身体的虐待はなくなります。
虐待がなくなれば、措置から契約による入所へ…となるのは当然の流れ。
ここまでは、僕も異論はありません。
ただ、Dさんは「要介護1」という比較的軽度の要介護認定です。
食事は1人で出来ますし、トイレも自分でできます。
やや難聴はありますが、その場の会話は成り立ちます。
息子に虐待されていたことは忘れているくらいの記憶障害はありますが、施設内での生活に困ることはありません。
適切な支援があれば、自宅での生活も十分可能だと思います。
そんなDさんの今後について、
虐待は解消されている。
Dさんは90代。残り少なくなった時間を、やはり家族と過ごしてもらいたい。
措置ではなく、契約にすることで家族との面会もできるようにしたい。
※現在は、家族に入所先も知らせていません。
これが行政側の言い分です。
その話が出た頃から、僕は「うちの特養に入所ありきで話を進めないでくださいね」と伝えてきました。
先ほども書きましたが、Dさんは「要介護1」です。
適切な支援があれば、自宅での生活も可能だと思える心身状況です。
もし、この先も自宅以外で生活するのであれば、自宅から近くて、リハビリ職が配置されている老健が妥当ではないかと思うのです。
※うちの施設から自宅まで車で約1時間の距離。
そこから自宅への外出・外泊を経て、息子との関係が改善され、介護保険サービスが整えば、自宅での生活ができるのでは?
僕の提案に対する行政の返答は、
本人は今の施設での生活が慣れている。
介護認定を見直す区分変更手続きをして、「要介護3」以上にならないだろうか?
もし、「要介護3」にならなかった場合、特例入所の申出書を施設職員が書いてほしい。
僕の回答
今のDさんであればコミュニケーション能力はあるし、認知症も軽度のため、仮に入所施設が変わったとしても、適応はできると思われる。
区分変更手続きはするが、現状で介護の手間はそれほどかかっていないため、「要介護3」以上の認定が出ることは考えにくい。
著しい認知症もなく、日常の支援が大きいこともなく、知的障害・精神障害もなく、虐待は解消されており、地域の介護サービスも充足していることから、特例入所の要件には該当しない。
行政の要望
認定調査の時、施設での生活には困らないが、「もし自宅であれば…」という想定で調査票に記載できないか?
認知症があるのに、特例入所の要件に当てはまらないのか? このDさんが自宅で暮らせるとは思えない。
僕の回答
ショートステイ利用中であればともかく、約2年間入所している方に「もし自宅であれば…」と想定して記載することはできない。
認知症があっても、介護の手間はかかっていないため該当しない。適切な支援があれば十分自宅での生活は可能と思う。Dさんが自宅で暮らせないのであれば、大半の高齢者は施設入所しなければならなくなる。
行政の要望
特例入所の要件である「虐待のおそれ」には該当するのではないか? もし自宅に連れて帰れば、再び虐待が起きる可能性はある。
この当たりで僕の我慢の限界を超えまして…
1つ言い訳をさせてもらえれば、4月下旬の虐待対応で行政に対してものすごく憤りを感じていたんです。
簡潔に紹介すると、同居家族から頭を叩かれ(殴られ?)、自宅から外に追い出されていたPさん。
18時過ぎにケアマネから依頼があり、緊急でショートステイ利用となりました。
翌日、行政と地域包括がコアメンバー会議。
僕はリスクアセスメントで、レッド(緊急保護)に該当すると思い、そのまま優先入所かも…と思っていました。
コア会議の後に、地域包括職員から
「レッドではなく、イエロー(集中的援助)でした。『すでにショートステイ利用しているなら、命の危険はない。優先入所には該当しない』という行政判断で…」
ショートステイ利用したことで、リスクが下がると判断されるのか…
そのまま翌朝までPさんを路上に放置しておけば、
緊急保護が望ましいとされていたのでしょうか?
その後、行政職員に
「ショートステイの日数には限りがあります。その後はどうされるんですか?」
と確認すると、
「一旦、帰宅してもらうしかないですね」
もし、不幸な結末になっても、行政は「遺憾の意」を表明すれば済むんでしょうね…
そんな一件がありまして、今回のDさんの返答です。
そりゃ担当者が違うので、この人に言っても仕方ないとは重々承知でしたが、
「4月末のケースでは、あっさりと『自宅に帰ってもらうしかない』と言っておきながら、今回は『再び起きる可能性がある』として入所ですか!?」
と、つい…
怒りをぶちまけてしまいました😓
僕は地域包括に勤務していた頃から、怒りのスイッチは行政なんです😱
表向きは『本人のため』と言いながら、行政側の要望(結論)を譲ることなく、押し通そうとする姿勢にムカムカするんです…。
どうせ今回も、「『本人が慣れている』ことを理由に、措置を終了し、速やかに契約入所へ移行するように」という指示が課長補佐あたりから出ているのでは?
そう考えてしまいます。
僕に連絡してくる職員さんには気の毒ですが、『本人のために特養入所を継続』というなら、その根拠を示してもらいたいと思います。
僕にとっての「至福のスイーツ」である、チョコミントアイスを食べながらnoteを見ていると、
ノー友のコッシーさんも切れてました😳
温厚が服を着ていると言われるコッシーさん。
明日(すでに今日)の休みには、心穏やかにローストビーフを作られることを願います。
そして、コロナが明ければローストビーフ…
楽しみにしてます☺️
完全な僕の愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。