弱いチームを勝つチームにしたいあなたへ
おはようございます。かえもんです。
さて、今日は弱いチームをもっているコーチに向けた記事です。
バスケは未経験のコーチ。
また、弱いチームだとしても勝ちたいコーチ。
そんな人の参考になれば幸いです。
結論から書きます。
こういう思いをもっているならば、
【毎年本気で勝ちにいくチームを作らなければなりません。】
当たり前のことですが、掘り下げていきます。
弱小チームが陥る思考
基本1回戦負け。ミニバス経験者が何人か入ってきた時は3回戦まで行ける。
こんなチームをこの記事では想定しています。
なかなか勝てないチームをもっていると、次のような考えや発言が出てきます。
「ミニバス経験者がいないから勝てない。」
「うちのチームは走れないから勝てない。」
「練習時間が足りないから勝てない。」
「基礎練しかできないから勝てない。」
私も同じような考えをもっている時期がありました。なんなら試合に負けた夜はこんな思考になってしまいます。
つまり、弱いチームにいると言い訳や諦めがコーチ自身に生まれがちであるということです。
しかし、それでは勝てるようにはきっとなりません。
土台を作る
チームのレベルを底上げするために必要なのが「土台を作る」ことです。
土台とは何か。
この場合は二つの意味があります。
ひとつは「文化」。もうひとつは「信頼」です。
文化とは、そのチームのカラー。
例えば、明星大学の男子バスケットボール部は毎年ドリブルドライブモーションでバスケットを組み立てています。
つまり、「何を頑張るのか」ということです。
良くあるのが、「堅守速攻」といってディフェンスと速攻を頑張るという「土台」です。福岡第一はこれを突き詰めた存在だと思います。
土台を作るためには毎年同じことをやることが必要です。そうすることで、他のコーチよりもその分野に詳しくなるし、毎年レベルが上がっていくはずです。
ただ、バスケットで頑張るべきものは沢山あります。迷ったらディフェンスがおすすめです。
何かひとつ決めてみて同じことを繰り返して取り組んでみてはどうでしょうか。
ちなみに、私はドリブルドライブモーションが良いと思っているので毎年取り組んでいます。
しかし、大切なのはディフェンスで、その中でも最も大切なのはストップして切り返すことやターンなどのフットワークです。
文化とは信頼
ここでの信頼とはコーチとその他の人たちの間でできる信頼を意味します。
コーチと選手。
コーチと保護者。
彼らから信頼を得られる存在になっているかも勝つチームにするための土台です。
土台を作るためには結果が最も効果的です。
勝てば、選手はコーチを信頼します。なぜなら、そのコーチの指導によって成長して勝つことができたから。(コーチの指導が全てと捉えてほしいわけではないです。)
保護者も同じです。良いチームを作れば信頼してくれます。
この部分が残酷だなぁと思いますが、結果がやはり大きな影響を与えるのは間違いありません。
毎年本気で勝ちにいけ
どれだけ一生懸命指導したとしても、勝てないときは勝てません。バスケは特に選手ごとの能力の差が勝敗に大きく影響します。
つまり、良い選手が入ってくるか、育つかどうかは勝敗に直結します。
しかし、たとえ良い選手が入ってきてもチームに土台がなければ何となく能力だけでバスケをして終わりです。
良い選手がいなくても結果を出せるようにすれば、良い選手が入ってきたときはもっと上までいけるはずです。
そのために毎年本気で勝ちにいって、チームのレベルを底上げすることが必要なのです。