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昭和夫(41)×平成妻(27)×令和娘(5) 基本的に家ではラジオを聴きながら家事をし…

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昭和夫(41)×平成妻(27)×令和娘(5) 基本的に家ではラジオを聴きながら家事をしています。パートで月8万円稼ぎ、たまに一人で外でランチをします。

最近の記事

妊娠8ヶ月、コロナになる。

日曜日、お休みの子どもと外出していたら 仕事に行った夫からLINEが入った。 「今から帰ります。」 昨夜から咳をしていたけど、、、体調不良? そのあと続けて 「コロナでした」 と。 は?   我、妊婦。 昨夜、咳浴びた。 終わった…。 とりあえず娘と呑気に外出している場合ではなくなった。 保育園に通う娘は定期で鼻水を垂らす。 漏れなく本日も。 えぇと…これはなんの鼻水だ? 急いで自宅に帰らねば。 * 自宅に着くと、夫は既に、2階を隔離部屋に。 机の

    • 秋晴れの空、ベランダの洗濯物を見て幸せを感じる。

      日曜日の午後1時。 娘のお昼寝布団を取りに行くために、 二階へ上がったら、心地よい風が身体に触れた。 窓を見ると、ベランダに干した洗濯物たちが 気持ちよさそうに揺れていた。 ほんとうに気持ちよさそうに。 シーツも洗って、久しぶりに布団も外に干せた。 ポカポカしたお日様を浴びて。 あぁ、しあわせ トイレに行きたくなって、用をたっして 1階におりてソファーにどかっと座った。 お昼寝布団を持ってくるを忘れたことに気づいた。 * ちょっとイラつきながら、2階へ戻った

      • 人との関わり、生まれる劣等感。

        友だちが欲しかった。 誰かに会いたくて、話したかった。 子どもが産まれ、数ヶ月してから世の中はコロナ禍になった。 ただでさえ身動きが取りづらくなったのに。 未婚の友人からは気を遣われているのか そもそも連絡、誘いの頻度が落ちた。 追い討ちをかけるように 世の中が人と会うことを禁止した。   * 若くで子供を授かった私とっても 同年代の子たちの生活と、自分の生活は大きくかけ離れたものがあった。 自由に遊べはしないし、 夜は出歩けない。 だから行動制限を設けたコロ

        • 結婚して、出産して、子育てして。

          “普通の幸せ”なんて令和の時代に どうにも定義できないけど。 結婚して、子どもが産まれて、生活が続いて。 まさに今の私の生活。 やっとこの落ち着いた生活が 心の底から安心でしあわせだと実感するようになった。 数年前まで全然幸せを感じられなかったから。 * 初めて目にする我が子は 信じられないくらい小さくて、 危うくて、 最初はお風呂に入れてあげるのも怖かった。 心構えも、環境も金銭的な準備も、 なにもかも不十分だったから。 22歳で人の親になった私は 無責任だ

        妊娠8ヶ月、コロナになる。

          4歳親離れ、それは突然に。

          「涙をポロポロ流して“ママに会いたい”って言うんです。」 保育園の先生から、 活動の途中に急に寂しい気持ちになり 泣いてしまうのだと ほぼ毎日報告を受けるようになった。 理由ははっきりしている ママが妊婦だから * 保育園には行き渋りもなく 毎日ちゃんと行ってくれる。 ただ、妊娠してから、 園に到着しても、しがみついて離れない。 駄々をこねてみせる。 お迎えの時間は100%の確率でニコニコ だから楽しいことは分かるし、心配もしていない。 仕事もあるし、身体も

          4歳親離れ、それは突然に。

          つわりはしんどいのだけれども。

          流産して丸二年が経った。 初期の流産だった。 検診で前回は動いていた心臓が、 動かない赤ちゃんを見たとき。 その赤ちゃんを手術で外に出したとき。 心も身体も痛かった。悲しかった。辛かった。 今もこの気持ちは癒えていない。 癒えなくていい。 この想いは心にずっと大切にしまっておく。 癒えないまま、気持ちをしっかり切り替えて。 心も身体も痛かったけど。 ようやく赤ちゃんをもう一度授かりたいと思えるようになった。 二年かかった。 でもあっという間だった。 *

          つわりはしんどいのだけれども。

          飽きるのが怖い。

          「○○くんのとこ今月もう2回もディズニー行ったって言ってたよ!」 保育園のママからそんな話を聞いて、一番最初に思うのは 「金あるな〜」 次に思うのは、 「うちにはそんな金ないな〜」 * でも正直ディズニーは月に2回も行くところじゃないし、ふつうに羨ましいけど。私はいいや。 のんびり週4日働いて、 大好きなラジオを聴きながら、 お家を整えて、 お給料は多くないけど、 休日にランチくらい行けるよ。 お一人様ランチ大好き! Netflix見て、図書館で本借りて。 そん

          飽きるのが怖い。

          生き方ヘタクソ。

          土曜日な今日は仕事だった。 4歳の娘は保育園へ。 今週はラスト、5連チャン保育園。 私は今週3回目の出勤。 娘、偉すぎ。よく頑張ってくれている。 なんだか最近疲れが溜まりやすくて、 オフの日も保育園を利用させてもらった。 * なかなか忙しい飲食店で働いていて、 土曜日となれば、止まっている時間が正直一瞬もない。 そんな中、 (この人と同じ時給なの?!やってなれない!) と思うくらいノロマな動きをする学生を見ると腹が立つし、 (もう少し、のんびりして仕事しよ!

          生き方ヘタクソ。

          27歳、日々更新。

          子どもが産まれて少しして、 夫との恋愛はもう終わったなと思った。 恋愛感情はないから、 可愛いと思われる努力はしない。 血の繋がりのない相手だ。 ある程度、可愛くいることがマナーだし、 円滑な夫婦関係の秘訣だし。 それでも、 ときめくことはないし、嬉しくない。  自分は磨かれないし、 産後1年経ってからようやく鏡の前で静止する時間が持てたときに、 顔が、肌が、点々だらけで驚いた。 出会ったとき、彼は35歳だった。 恋は盲目で、歳の差なんて気にかけてもいなかった。

          27歳、日々更新。

          過去、思い出したくないものから、想い出へ。

          懐かしい。とう感覚は、 思わず笑みがこぼれたり、 時間の流れをゆっくりにしたり あの時の匂いを思い出したり。 そういう感覚だといいのだけれど、 私にとっては少し違うくて、 身体がピリッとして熱くなり、 かと思えば急に寒気がして 頭の中であーあーあーあーと声を出して かき消したくなる。 過去を、嫌な汗と共に感じる。 * 20歳前後はそうだった。 その頃だと、過去といえば 田舎で暮らした学生生活が、それを占める。 ヒエラルキー、同調圧力、区別差別。 今思えば、あ

          過去、思い出したくないものから、想い出へ。

          私のココロのお守り、オードリー。

          ラジオを聴き始めたのは兄の部屋にあった若林さんのエッセイ「ナナメの夕暮れ」がきっかけ。 この人、私より世の中生きづらそう。 敏感で、繊細で、それでいて、世の中を諦めきれていない感じに勇気をもらった。 * 21歳で突然の妊娠が分かったとき、結婚もしていなかったし、2年間続けた仕事も心身共に疲弊して、退職の意向を告げた直後だった。 のちに、結婚はしたけど、順番も準備もめちゃくちゃだった。 臨月を迎え、里帰りをした実家で、退屈な時間をどう消費させようか。 出会ったのが「ナ

          私のココロのお守り、オードリー。

          流れついたらココにいた。

          ちゃんと家族がいる。 夫がいて、娘がいて、 子育てだってちゃんとやっている。 自炊はしてるいるし、栄養バランスも考えて。 節約もしている。 週に3日パートに出て、 しっかり月87000円ちょい稼いでいる。 ちゃんとやっていること、 目に見えていること 周知の事実をあげると 割とまともな人間なんだけど。 心の内側で考えていることとか、 不意によぎる誘惑とか。 本当に最低な人間で、自分に吐気がする。 けど最低な自分も ちゃんとやってる自分も どっちも自分自身で 2種

          流れついたらココにいた。

          夫には夜勤があります。

          「こんなこと言うと結婚願望消えるかもしれんけどさ。」 「うん。」 「ほんまに○○くん(夫)に夜勤があってよかった。」 * 私の兄(28歳・独身)は大好きな姪(4歳・私の娘)に会いに、田舎から5時間くらいかけて、数ヶ月に一度遊びに来てくれる。 兄はしゃべりやすい。 コロナ禍で他人と話す機会がごっそりなかった期間があった影響で、マスクが外れた今も、もう病気みたいに他人とはうまく話せない。 その反動もあり、身内の兄には気を遣わずなんでも言ってしまう。 丁度先日イラッと

          夫には夜勤があります。

          もうランチタイムにパンケーキは食べない。

          独身の頃、休日はウィンドショッピングをするのが好きだった。 元々節約家の私は、見るだけで満足した。 季節の変わり目は、洋服が欲しくなり 良いなと思うものは、購入することもあった。 高いものは買わなかったし、買えなかったけど 自分が稼いだお金で身の丈にあった買い物をして 充実していたと思う。 子どもができて、そんな時間はすっかりなくなった。 仕事もないし、自分で自由に使うお金も無くなった。 今年の春から4年ぶりに仕事を始めて 少ないけど自由に使えるお金をつくれるように

          もうランチタイムにパンケーキは食べない。

          始まりの日。

          2019年、冬。 暦の上では春の始まりを告げていたけど、 まだまだ寒いその日に。 私は産婦人科にいた 毎月来るはずのものが来ていない確かな違和感と、 検査薬には、とても薄く、薄すぎるくらいだけど 2本目の線が現れていた。 それをまだ婚姻関係にない彼に見せたときの反応。 「や、できてないでしょ。」 冷淡に、嘲笑するかのように言われたとき この出来事は、もしかして不幸なことかもしれないと一気に不安な気持ちになった。 追い打ちをかけるように、 産婦人科で検査を終えた

          始まりの日。

          店長がキライすぎて。

          子を保育園に預けて仕事をする日々が始まり、 それが日常となってきた。 不安も多かったけど、1ヶ月が経過した現在。 仕事にも、人にも慣れ、案外私頑張れそう、新しい日常を続けられそうと安堵している。 職場の人間関係にとても恵まれた。 世の中、皮肉なことに嫌なヤツが多い。 私はおとなしい見た目をしている。 中身はしゃべりたがり屋の、お出かけ大好き人間なのだが、この見た目が影響し、中身と見た目のギャップのせいか人と打ち解けるのに時間がかかる人生だった。 せめて、自分にでき

          店長がキライすぎて。