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古賀史健さんの「さみしい夜にはペンを持て」を読んだ。

文章がどう寂しさを助けてくれるのか?
文章がなぜ日常や生き方と繋がるのか??
主人公のタコジローを通じて、とっても分かりやすく柔らかいストーリで伝えてくれる。

綺麗な色使いと引き込まれる、ならのさんの表紙。
表紙を外しても綺麗な、深いブルー。


私は文章を書くのは好きな部類の人間です
本を読みながら、昔を振り返った。
私も、「書いて自分と対話する」ということをしていた時期があった。

あの時は、どうにもこうにも光が欲しくて書いてたと思う。
そんな話を、本の紹介と共に「今日の日記」として書こうと思う。



日記をかこうと思う
書きたいことをつらつらと
そういうのもいいでしょ^ ^

私が書きまくっていたのは、H15-24辺りの様子だった。
ブログに記事が書かれていて、内容はその日記たちを処分した話だった。

自分に、もし何かあって死んだりしたら・・
これらだけは誰かの目にフレたらヤバイ
これを残しておけない・・と強く思ったことと、書かずにいられないという欲求もある程度なくなってきたので、綺麗さっぱりしたくて処分した感じだった。

アメブロに書いてました
https://ameblo.jp/hasechihi19810505/entry-11740945052.html
年末に全部切り刻んだ笑

心の中に、言葉にならない感情が出始めると書いた。
悩み事があると、納得するまで書いた。
もちろんすぐに解決することなんて少なくて、同じことについて何度も書いた。

この感覚はどう表現すると、しっくりくるんだろう?って
類似するような言葉をたくさん出して

あ、コレコレ!って
自分にヒットするまで、あれこれ考えた。
こういう場合はどう感じるんだろう?
どういう状況だったら、自分の心はおさまるだろ?って、延々と。

「さみしい夜にはペンを持て」を読んで、自分がやっていたことは、あってたんだなぁ〜って思えた。
「様々な状況に対して、自分と一緒に在りたい方向へ向かうという行為」だったんだなと思う。そしてそれは、習慣に出来ている。
何か問題が起きた時でも、「ではどうしたらいいのか?」に意識を直ぐに向けられる。どうにもならないことは、ひとまずそのままに。という具合にね。

自分の心の変化に敏感になって、自分と歩幅を合わせて話をすることが出来るようになったと思う。感情を無視せずに、汲むことが出来るようになった。
自分を大事に出来ていると思えるようにもなった。


ただ・・

今、この本を読んで
今一度振り返ることによって、新たに取り組んでいきたいことが明確になった。

「さみしい夜にはペンを持て」の
考えないのって、そんなに悪いことなの?というお話。

「いいとか悪いとかじゃない、危険なんだ」とおじさんが話す場面がある。
>考える習慣を持たなかったらどうなると思う?
>誰かが用意してくれた「分かりやすい答え」に飛びつくんだよ
>そう。いかにも自分の悩みを解決してくれそうな、都合のいい答えさ。

考える習慣と
考える方向性

文章のおかげで、自分の悩みに気が付きやすくなったし、一緒に考えられるようになった。けど、「こうなりたい」という現状を変えていく行動を、自分の中から絞り出す。ということがまだ出来ていない。
世に中、著名なものの言ってることや、頭の良さそうな人、答えを知ってる成功者なんかが溢れてる。自分が目指す生活や生き方をしてる人に教えを乞うことも多くなる。

けど
そこ

本当に自分が出した方向性なのか?
それとも、外側から影響されて出ている方向性なのか?
これが、思ってた以上に区別できていなかった。

まさに「誰かが用意してくれた「分かりやすい答え」に飛びつくになっていた。

自分で細かいことを調べるのがめんどくさい
答えがなかなか出ないことを考えるのがめんどくさい
本当に選んだのか?考えたのか??
決めるのが早すぎる。手っ取り早く便利なことで片付けている。

「さみしい夜にはペンを持て」で取り上げられてる内容と同じ。
ビジネスとかでも視点を変えれば同じことだと思う。

自分のやりたいことや目標を叶える時、自分の中から理由や方法を出していくこと。

誰かが言ってたり、言われたことをやる。提示された解決方法を試す。コンサルティングされたことをひたすらやる。そういうことばかりだと、意外と迷子になる。
自分なりに進んでるように感じても、外側に判断基準を作ってる。
上手くいってる確認のすべはどこにあるのか?

そしてまた、外側に聞いたり比べたりして判断する。
そこから離れられない
中身に自信がない
そんな感じになる

一方で、自分で考えてやる人は
試していって、理由や方法に辿り着く。

今はその土台を作れる時だと思う・・というか
それが出来てると思ってたけど、そうでもなかったことがつながった。
豊さとか幸せとか、満足とか納得とか。そういうものって、こういうことなんじゃないかなって思う。

「さみしい夜にはペンを持て」じわじわ気が付き、変えていく本だな。



>「書く」とは、自分と対話すること。
>思いを文章にすることで、考えという形を作ることができる。

>「書く」とは、自分で考えること。
>頭を真剣に動かして、答えを出そうとすること。

「さみしい夜にはペンを持て」より抜粋


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#古賀史健
#本の感想文

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