秩父 三峯神社再訪/軽登山始めました
間が空いてしまったが最近のことについて書きたいと思う。
先日、埼玉県秩父市の「三峯神社」に参拝してきた。
三峯神社は関東最大のパワースポットともいわれる場所（何をもって最大と表現しているのかは不明、なんて言ったらバチがあたるだろうか）。
過去、2018年に一度参拝したことがあり、最近昔の写真を見返していた時に再訪したいな～と考えていた。
霊感などは皆無だが、そんなわたしでもあそこはとても神聖で明るい空気があるなと記憶していた場所。
友人とどこか自然のある場所にと行き先を話し合っていた時に、たまたま候補に出て、タイミング的になにかご縁のようなものを感じ、そこにしよう！となった。
道中はなかなかの長旅。
都内からだと西武特急で2時間半ほど。
友人も埼玉からだが2時間ほどの旅。
連休中日だったこともあってか、予想外に特急は満席。
後述するが可能なら絶対に平日に行った方がいい！！
西武秩父駅に着いて、バスに乗り換える。
ここからすでに戦いは始まっていたのだ・・
都内の満員電車ばりの混雑の中、山のくねくね道を進む。
実は今回の旅の大きな目的の一つとして、自然を感じつつの散歩・ハイキングがしたいというのがあった。
というのも、都内のビル群に疲れ果てている田舎出身わたしと、日々仕事をがんばりすぎる友人とで、自然に癒されたいという思惑がこれもたまたま一致していることが判明し、双方体力はないながらも自然の中をお散歩するという旅に最近出かけている。
"お散歩" "ハイキング" のつもりだったが結果しっかりと軽登山・・
であることをじわじわと理解していくことに・・
そういうわけで事前の調べから、三峯神社参拝には「表参道」「裏参道」という二つのコースがあり、どちらかというと表参道ルートの方が易しいとのこと。
スタート地点の「大輪」バス停で下車する。
…この時点で軽く車酔いしている。
バスは一駅間が長く、ようやく次のバス停かと思ってもほぼ全員目的地は同じ（=最終目的地、三峯神社までは西武秩父駅からなんと75分！）なので、途中では誰も降りない。
同じ山道でも、くねくね度は遥かに上でも、ブータンでは一ミリも酔わなかったのに・・と思いながら。
ブータンでは満員バスではなくチャーターカーなので、人の密度もそうだが、、やはりわたしにとって相性の良い、特別な場所なんだろうか、なんて。
"お散歩"スタート！！
歩き始めて間もなく、登りの道がスタートする。
都内で日常生活を送る上で、年齢平均よりは歩いているのでは？と思っているが、身体が日頃感じないキツさにビックリしているのが分かる。
30分ほど歩いた先にあったベンチで小休憩。（ありがたや）
お菓子や早起きして作ってきたたまご焼きをつまむ。
まだまだ先は長いのに、すでにエネルギーを消費した身体に塩分がしみる・・
登山のときは軽くつまめる食べ物、特にしょっぱいものは持参するべきだと、今までわたしの人生にはなかったジャンルの学びあり。
その後もゆっくりと、着実に進んでいく。
だんだんと身体が登ることに慣れているのでは？なんて感じる。
最初は心臓が爆発しそうとまで思っていたが、徐々に息が上がりつつもその状態が普通のようになってきて、ある程度継続して歩けるようになり、疲れたら立ち止まって写真を撮り、少し回復してまた進む、を繰り返す。
友人と風景の綺麗さや変化をお互いに口にしながら、励ましあいながら、きついところでは「盛り上がってきた～！！」なんて言いながら😂。
すれ違ったり後ろからくる、洗練された登山装備をした方々には爽やかに声をかけてもらい、挨拶しながら、労いながら、こんな趣味の世界も素敵だななんて思いながら、じわじわと進む。
休憩ポイントに到着。
また食料補給。
空気が澄んでいて、山の中で食べるごはんが美味しい。
そしてまた進む。このあたりから本当に山道になっていて、石がごろごろあったり太い木の幹が地面に表出していて、気を抜くと転びそうになってしまう。ただのスニーカーでは、靴裏がよく滑る。登山靴は、買おうかな。
クマ対策もあり、なによりモチベートされたかったのもあり、全ての日本人の森林風景の記憶と結びついているであろう（？）久石譲さんの音楽をかけたりしてみる。
いやあ、、これが合うんですわ、、
「さんぽ」めちゃ元気でる。
しかもすごいのが、この曲のここはあの映画のあの場面！ってのが分かるんだよね。
本当、DNAに染みついてる。
だんだんと登山道の終わりに近づいてきて、ふと木の間から見える向こう側の山の高さや、下に続く斜面の長さに気づく。
ありのままの土の道から、砂利道に変わっていく。
人も徐々に増えてきたなと思ったら、そこからはもうあっという間。
「ずっと登ってきたんですか？！」と声をかけていただき、ちょっとドヤ顔してしまう。
ついに神社が見えてきたら、一気にパワーも回復していく。
到着！
境内の舗装された足元になり、急に登り道ではなくなり、足元がおぼつかないが、景色に感動して全ての疲れが吹っ飛ぶ。
やはり霊感がなくてもわかる。この神聖な空気。
天気がいいからこんなに輝いて見えるのか、いや、神様がいるからだろうな。
大変な道を歩いてきて、いつもより神様のご加護を受けられるような気がする。
神聖な空気に包まれているのを感じながら境内を歩き、参拝の列に並ぶ。
ここもなかなかの列。
友人といろいろ話していたら、全く長い気はしなかったが。
たまたま、お財布の中に春にブータンに行ってから出せなく、出したくなく、ずっと入れていたブータンヌルタムがあることに気づく。
バチ当たるかな、、なんて言っていたがそんなことないと。
むしろ、今後のご縁も願いたいと思い、日本円とヌルタム両方でお賽銭。
神聖な、温かい、しっかりどっしりとした空気に触れ、なかなか来るのも簡単ではないし、そんな中またご縁が結ばれ、再訪できたことに感謝と幸せを感じた。
以前来た時は触れたように記憶していたが今回は柵が建てられていて触れないようになっていた。記憶違いかな？でも御神木の一部がへこんでいた。
帰り道、最後の最後まで、景色と空気が澄んでいる。
帰りはバス（体力切れ）（と言いつつ予定通り）。
これがまた長蛇の列で・・・泣
一応時刻表はあるがあってないようなもので、連休だから増便はしてくれているのか、だけど自家用車もたくさんいて渋滞していて、ここは休日はもうどうやっても混むんだなと思いました・・。来る方は注意。（平日推奨）
そしてまた満員状態。
75分きつ・・来た時より長いし、また酔ったらどうしようどうしよう、途中で降りられないし・・なんて思っていたら、早々に気持ち悪くなりました。
通路の階段に座らせてもらってひたすら目を閉じて耐えました。
優しい声をかけてくださった方々、本当にありがとうございました。
周りの方々が優しくて、最悪本当に気持ち悪くなってもたぶん大丈夫だと思えたら、安心できました。
この帰りのバスが本当に登山よりつらかった・・
友人もありがとう。
無事、駅に着き、そこからは回復。
西武秩父駅で名物、みそポテトを食べ。
(これめちゃ美味しかった。また食べたい)
特急に乗り、所沢で焼肉とご飯をたくさん食べて、パワーチャージ。
翌日この食事が効いたような気がした。
足の関節が筋肉痛になっていたけど、疲れはそこまで感じるわけではなく、ここでしっかり食べたおかげだ、きっと。
というわけでハイキング、「軽」登山（≠登山）始めてみた、三峯神社参拝編でした。
再訪できたこと、友人、出会った皆様、感謝感謝
いろいろと落ち着いてきたので、ブータンの諸々も徐々に再開したい所存です^^
それでは
Thank you la! 🪷
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