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採用の教科書

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ポテンシャライトで生まれたノウハウを公開しています!採用戦略立案、採用ブランディングからオンボーディング、組織課題まで、幅広いノウハウを掲載しています!
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#ベンチャー

発達段階 × 魅力項目における重要度の違い

「採用活動における魅力で、社会課題の解決について、響く方と響かない方がいるぞ」 そんな気づきを得たのは最近のことでした。 「自社の事業が社会課題の解決に携わっている」と言う魅力訴求は、採用活動において提示をすることが割と多いです。 ただ、社会課題の解決文脈に関して、興味関心をお持ちではない方と、興味をお持ちいただける方で、明確に分かれることがなんとなく感じておりました。 「価値観の違いか?」と感じていたのですが、どうやら違うのではないかと感じましたので、本ブログの執筆に

【SNS採用を始める企業様必見! 】SNS採用を成功させる9つのポイントを徹底解説!

どうも、こんにちは!ポテンシャライトの森田です! 近年、特に採用活動において活用が進んでいる「SNS採用」。 採用戦略が企業の成長を左右する時代、「どう優秀な人材を確保するか」は、ベンチャーやスタートアップにとって特に大きな課題です。 「エージェントや採用媒体で求人を公開したが、応募がない・・・」というご相談も多くいただきます。限られたリソースの中で効率的かつ効果的な採用を実現するためには、これまでの方法だけでは不十分なことも多いのではないでしょうか? そこで今、注目され

選考リードタイムを短縮するための解体新書

「選考のリードタイムが長いのですが、どのように短縮すればよろしいでしょうか?」 ついこの間、こんな話題が社内で沸き起こっていました。採用活動を成功するために、採用戦略の立案、採用ブランディング、採用手法の選定など、様々なテクニック論が存在するのですが、この「選考リードタイム」は非常に重要な要素の1つです。 本ブログでは、選考リードタイムをどのように短縮するのか?と言う施策について触れたいと思います。 0. 選考リードタイムとは選考リードタイムの定義を当社では上記と捉えて

「1次面接調整率が低い」という事象を真相的に課題解決をしてみる

「1次面接設定率が低く、取り組むべき施策は取り組んでいるのですが、なかなか改善しません」 そんなご相談をよくいただきます。 採用活動に携わっていらっしゃる方であれば、一度はこの問題に直面したことがあるのではないでしょうか? せっかくスカウト返信があったのに…。 せっかく書類選考通過したのに…。 1次面接の調整がなかなかできません。調整率を上げるために施策を打って、実行する。ただなかなか上がらない。 本ブログでは、「1次面接調整率が低い」と言う問題について、表層的な課題解決

スタートアップ企業がエンジニア採用を成功させるための手法を徹底解説!

みなさま、こんにちは。 ポテンシャライト HPパートナーの森田です! スタートアップにとって、エンジニア採用はビジネス成長のカギを握る重要な課題です。 しかし、こんなお悩みを抱えているスタートアップの採用担当者の方も多いのではないでしょうか? スタートアップは、大手企業と比べて知名度やリソースが限られているからこそ、採用において「効率」と「戦略」が求められます。 本記事では、スタートアップが エンジニア採用を成功させるために実践すべき手法やステップ を、ロードマップ形

ポテンシャライトとAIが生み出す未来

「ポテンシャライトさんとAIの相性はすごく良いと思いますよ」 そんな言葉を聞いたのは2017年の頃でした。 当社は2017年4月に産声をあげた、ベンチャー企業に特化したHR支援企業です。当時、代表の僕と現取締役の小原の2人でスタートしたポテンシャライトでしたが、設立時点では僕自身のエージェントとしての経験のみでした。 ただ、設立して半年が経過すると、すでに80名程度の入社決定を創出しており、さまざまな採用ノウハウを言語化していました。そこで、あるAIエンジニアの方とお会

スタートアップ企業が成功するための採用戦略とは?初期段階で押さえるべきポイント

みなさま、こんにちは。 ポテンシャライトの森田です! 冒頭に突然ですが、スタートアップ企業にとって「採用」とは、単なる人材補強のプロセスではなく、企業の将来を左右する「投資」そのものだと弊社は考えています。特に初期段階の企業では、少数精鋭のメンバーが事業成長を支えるため、一人ひとりの採用が企業全体のパフォーマンスや文化に大きな影響を与えます。 しかし、大手企業と比べると、スタートアップの採用はハードルが高いと言われています。 知名度が低いため、母集団形成が難しかったり、内

あなたが吹っ切れた・殻を破ったとき、周囲はあなたに嫉妬する

「今のあなたの勢いを、あえて止めたくないんだよね」 こんな一言が口から思わず出たのは、本当に最近のことでした。 僕は会社のメンバーに大きな成長を遂げてほしいと思っており、チャレンジの機会は連続的に提供したいと考えています。ただ、チャレンジの機会を提供しても、あまり自分が思ったように動いてくれなかったり、そもそもチャレンジの機会に手を伸ばさないメンバーもいます。個人的にはモヤモヤします。 一方で、何かの殻が破けて、一気にチャレンジを強度高くするメンバーもいます。そんなメンバ

「スカウトピックアップ」は採用活動において最も重要な業務の一つであると思う

「スカウトピックアップをAIで自動化するサービスが登場しました」 という話を耳にすることが多くなってきました。 これについて、何というか、私は何とも言えない違和感を覚えています。AIそのものへの違和感ではありませんが、スカウトの「ピックアップ」という作業が、採用活動における「根幹」であることを市場が認知していないことに対する違和感です。 本ブログでは、採用活動で非常に重要であるにもかかわらず、軽視されがちな「スカウトピックアップ」についてお話ししたいと思います。 0.

採用活動におけるインサイトの「全種類」の解体新書

「インサイトの種類は結局いくつあるのですか?」 このようなご質問をいただいたのは本当に最近のことでした。最近、下記のブログをアウトプットしました。 こちらのブログはキャリアの方向性を13パターン提示したもので、採用活動をする際に、募集しているポジションにおいて、どのようなキャリアの方向性×バリュープロポジションを得ることができるのか?を追求した内容になっています。 ただ、「キャリアの方向性」のみがインサイトを構築しているわけではありません。その他にもインサイトの種類は多数

[新ノウハウ] 「発達段階」別のインサイトについて

「価値観やカルチャーの違い」これで片付けてはならない。 この強烈な気づきを得たのは、2024年の春頃でした。ただ、当時は気づき程度のレベル感で、確信を持てなかったのですが、最近この観点を取り入れることで、あらゆる話がつながりやすくなった感覚があります。これをブログにまとめてみたいと思います。 0. 価値観とは?価値観と混同されやすい言葉に「人間力」があると感じています。人間力は「尺度で良し悪しを図ることができる能力」だと考えていますが、価値観は「尺度で良し悪しを図ることが

「キャリアの志向性」に即したインサイト設計について

「突き詰めるところ、キャリアの志向性は13に分類できるのでは?」 そんなことに気づいたのは本当に最近のことでした。きっかけはスカウトメールの返信率をどう上げるのか?という長年の課題を追求していたときでした。 「この求職者さまは、おそらくマネジメント志向があると思うんだよね」 「いや、業務の専門性を深めたいと思っているのではないかな」 そんな会話をしている際に「いや、それも一理あるな。むしろ、キャリアの方向性は何種類あるのか?」という問いに直面しました。 本ブログでは、ポ

「魅力設計」ごとのインサイト設計について

「採用活動における求職者さまへのメッセージングの究極系とは何なのでしょうか?」 そんな話を社内でしていたのは最近のことですが、この問いについては非常に深いと感じています。なぜなら、採用活動における企業さまからのメッセージング(魅力)は、求職者さまに伝わっているようで、実際には伝わっていないことが多いからです。その理由はいくつかありますが、本ブログではその一つについて探求していきます。 本ブログの主役となるキーワードは「インサイト」と「TIM」の二つです。 では、参りまし

AI活用による業務革命と自己成長

AIを日々使うようになってから、どのようなメリットがあったのか、そしてどのような自己成長があったのか、自分の幅が広がったのかなどを記載したいと思います。 少し過去の話をします。 2023年にAIが本格的に登場してから、僕は「AI=人間の思考力を落とすもの」と潜在的に思っていました。口に出すことは数回しかなかったのですが、人間の本来思考すべきことをAIに代替してもらうことによって、当たり前のように思考する量に差が出る、と考えていました。そのため、 当社メンバーにはAIを積極