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採用の教科書

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2022年7月の記事一覧

職種別でも業種別でも無い。年齢別のインサイトについての考察

「山根さん、子供が生まれて価値観の変化ありましたか?」 こんな質問を最近もらいました。 僕は2021年5月に第一子が生まれ、1年ちょっと経過しました。これまではワーカホリックなタイプとして14年ほど仕事をして参りましたが、子供が生まれることによって、ある程度働き方を変化させる必要性も感じていました。また、価値観も少し変わるのではないかなと思っていたのですがやはり多少の変化はありました。 ただ、子供ができたからと言うよりも、年齢が上がるにつれて重要視することが多少変化して

スカウト/求人票だけではなかった"魅力設計"後の活用事例27選

「採用活動における魅力の整理はできたのですが、どのように活用していけばいいでしょうか?」 という質問をあるお客様からいただきました。ポテンシャライトでは採用ブランディングという「採用活動における魅力の発掘・言語化・整理」を行っていたものの、企業様によって活用場所が異なり、どこに活用できるかをまとめている資料が存在していませんでした。 確かに、整理した魅力を求人票やスカウトメールの文面に活用することはもちろんですが、もう少し細分化して考えてみると、もっと多くの場面で活用でき

闇雲に「認知」を獲得しようとしていませんか? 採用マーケティングで「認知」よりも重要な「認識」という概念

みなさんこんにちは!ポテンシャライトの新井です。 先日、あるスタートアップ企業様の人事の方から、下記のようなご相談をいただきました。 肩透かしのようになってしまい恐縮ですが、上記のご質問について考える前に見落としがちな観点があります。 その見落としがちな観点とは、「認識(イメージ)」です。 「認識(イメージ)」とは、ある企業を思い浮かべた時に「第一想起されるイメージやキーワード」のことです。 本ブログでは、この「認識(イメージ)」を戦略的に作るために必要なことを書い

採用オペレーション2.0。意外と見落としがちなOX(Operation Experience)のやりきり施策とは

こんにちは、ポテンシャライトの寳田(ほうた)です。 「面談から選考に進んでくれる人が減ってしまったな」 「候補者さんからの返信が全然来ないんです」 この手の課題を解決するために選考におけるCX(候補者体験)向上施策を実施する企業さまも増えてきました。 特にオファー面談におけるCXという観点では求職者さんに対してプレゼンを行ったり、現場のメンバーや投資家さんと複数回会っていただいたりと各社さま試行錯誤されてる印象があります。 では、求職者さんとのテキスト上でのコミュニケー

"適切に" 面接通過率を上げるために どの企業でも実施できる施策について

「山根さん、面接通過率を上げるためにはどうしたらよろしいでしょうか? この類のご相談は、ものすごく多いです。こちらの回答としてはざっくり分けると2つあります。 1つは「量」を増やすこと。 例えば、応募数やカジュアル面談数、1次面接などです。 もう1つは「質」を上げること。 例えば、書類選考通過率、1次面接通過率などです。 冒頭に記載をした「面接通過率」は「質」に該当することをご理解いただけるかと思うのですが、「質」を上げるのはものすごく難しいです。難しいと言うより、時