年間50冊読破する教員が子ども達に読書をお勧めしたい理由
読書は最強です。
私は、子供たちが読書をすることを強く推奨しています。
私自身は大人になってから本をよく読むようになったのですが、子供の頃から読んでいればなぁ、と後悔することもよくあります。
さて、私が読書を進める理由ですが、それは自分の経験では得られなかった知識がつくからです。
読書をすることで、先人たちの知見や経験を知ることができるのです。
人間の人生は皆、一度しかありません。
つまり、全ての思考や判断を、自分のこれまでの経験ベースで行おうとすると、どうしても知識不足に陥ってしまい、時に判断を誤ります。
しかし、読書をしている人は違います。
他の人が、人生の大半や、一生をかけて導き出した思考を、一冊の本により知ることができるからです。
しかも、値段は1000〜2000円。
めちゃくちゃ安いですね。
具体的に一つ例を挙げてみましょう。
例えば、最近幸せじゃないなぁと感じている人が、幸せになろうと意気込んだとします。
読書をしない人は、これまでの自分の経験から、美味しいものを食べに行ったり、友達と予定をたくさん入れてみたりするのですが、なかなか満たされたような気分にはなりません。
しかし、読書をしている人は、人間が幸せを感じるメカニズムについて把握しているでしょう。
健康であればセロトニンが分泌され、人とのつながりがあればオキシトシンが分泌され、何かに挑戦して成果を出すことでドーパミンが分泌されるということを知っているため、これらの条件が揃うように行動様式を変えていくのです。
明らかに、やるべきことがはっきりと見えるのです。
十分に睡眠や食事を摂り、休日に家族や友人と遊ぶようにし、空いた時間で新しいことに挑戦する。
このような正しい方針が思い浮かび、実行することでかなりの確率で幸せを感じることができるのです。
読書をしておらずやるべきことがわからないと、やってはみたけど効果がなかったという状況に陥ってしまいます。
それでは、成功確率は下がってしまいますよね。
とても、もったいないです。
したがって、読書は人生をより豊かに生きる上で、すごく重要な存在です。
小さい頃から読書の習慣をつけることができれば、最強です。
まさに「知識武装」ができている状態です。
読書をして、素敵な人生を送りましょう!
ちなみに私が読んだ今年のベスト本は、佐藤航陽さんの「お金2.0」という本です。
お金の起源から、過去、現在、未来とどのようにお金が役割を果たしていくのか、とても詳しく書いてあります。
読んでいて、「これがお金の本質かっ!」と衝撃を打たれました。
また、内容はものすごく濃いのにも関わらず、使われている文字は簡単で文も簡潔に書かれています。
万人におすすめできる本です。
是非一度手に取ってみてください。
それではまた明日!
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