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元ジンジニアで良かったと思っているPR担当の話〜PRとの協働のススメ〜

こんにちは、Angelaと申します。今日のブログは、2023年 ジンジニア アドベントカレンダーの23日目の記事として更新しています。

昨日までは、メルカリでHR部門のマネージャーをしている@_tweeeety_さんの怒涛の5連日ブログ更新でした、お疲れ様でした…っと思ったら、明日も@_tweeeety_さんでした😂

私は、前職で大手の転職エージェントでWeb業界専門チームに配属になり、売り手市場すぎて集客が悪くなっていく市場を体感。そんな中でも、一定のITエンジニアから支持のあったプログラミング問題のサイトを運営していた新規事業チームに異動し、渉外や事業企画を担当したあと、現在所属しているヌーラボに2016年に入社。そこから6年は人事として労務以外のことはだいたい経験したのですが、今はPRを専門に、ちょっとDevRelのようなことも担当しています。細かい仕事の内容はこっちで。

自分で開発をした経験はないので、ジンジニアのコミュニティに入れていただくのはちょっとおこがましいキャリアなのですが、ずっとITエンジニアの隣で仕事をするようなキャリアではありました。そんな私が、PRをやっていて「元ジンジニアでよかった〜〜」と思う瞬間が多いので紹介しつつ、人事のみんな、もっとPRを巻き込んで(いい意味で)利用していこうよ!というメッセージが届けられたらと思います。

元ジンジニアで良かったと思うこと

今、PRという立場で仕事をしていますが、人事時代に得たもののおつりで仕事している感は万歳です。

社員が何をしているか結構わかる

まずはこれにつきます。現在在籍している社員の2/3くらいに対して採用時から関わってきたこともあり、経歴や強み、仕事以外のちょっとだけプライベートなご経験や現在任されている仕事内容が頭に入ってます。例えば、記者さんとお話ししている時「リスキリング」の話題になれば、具体的にリスキリングしたり、二足の草鞋で活躍している社員の具体例が浮かびます。

今年はヌーラボ社員の「リスキリング図鑑」を作らせてもらい、記者さんともたくさん会話させていただき、記事にしていただくケースもありました。

会社の強みが技術面からもプロダクトの面からも理解できる

人事の頃はエンジニア向けのカジュアル面談も担当していたので、会社のことを技術面やプロダクトの面からも説明できるようになっていたのはいいスタートを切ることにつながりました。PRになって2週目くらいの早い時期から記者さんに会社をプレする機会に恵まれていたこともあり、音速で会社説明資料をメディアの特性ごとにカスタマイズしながら作成する業務に追われた。そこでいちいち社内調査から始めることなくスタートできたのはよかったです。

他社に対する情報収集の癖がある

人事、特に採用を担当している方は常に他社情報の収集と、どう差別化するかのアクションの検討に奔走している方が多くいつもコミュニティの中で尊敬していました。
採用スピード、条件、働く環境、仕事内容、開発体制、採用している技術…などなど、多面的に「採用競合」を捉えていかないと、独りよがりの採用になって取り残されますよね…。
PRとなると、人事時代とは異なる情報を収集することにはなりますが、その時知った情報が思わぬ場面で繋がったり、類似事例として一緒に記者さんにご紹介するなど良かったとおもう瞬間が何度もありました。

人事はもっと広報を使うべし

こんな風なことを考えながらPRの仕事をやってきて1年ほど。人事は採用広報という面でもっとPR担当を上手く使うことができるのではないかと思っています。

どんなに小さくても新しい取り組みはPRに自慢しましょう

人事の皆さんは、どんなに小さくてもいいので、人事制度や会社の新しい取り組みはPRに伝えてみていただきたいです!
人事時代に収集していた情報が発信になることがたくさんあることを感じていました。今は人的資本の大切さが叫ばれる時代、どんな小ネタも集まれば強力なネタになることも。ぜひ自慢げに(笑)PR担当と話してみてください。

例えばこのネタ自体は単体でニュースになることはないことをわかってはいるのですが、その後他のニュースと併せてソースとしてお伝えできるような場面も多々あります。

記者さんにプレしている資料を拝借してみましょう

人事は本当に細かい業務が多く忙しいポジションだと思います。そんな中、エージェント説明会や採用ピッチ資料など、資料作成という比較的大きなタスクが降ってくると、結構時間を割くことになる大きなタスクとして手がつきにくいこともあるのではないでしょうか(涙)
そんな時はPR担当に「なんか資料持ってる?」と聞くのも手だと思います。記者さんと会話するたびに資料を持っていっている身としては、毎日のように内容の強弱をカスタマイズした資料を手にしています。多分転用できるものもいろいろありますよ…!

2024年も頑張りましょう

もう2023年も残すところあと数日。一気に年末感が出てきました。
私は社会人12年目ですが、年々ITエンジニア人材の採用市場は厳しくなる一方で、採用の手法も多岐に渡り、マーケティング的な観点を持って「集客」ができる人事じゃないと生き残れない市場になってきているのは明らかです。無理ゲー感を持ってしまうこともあると思いますが、せっかくならば面白いことを仕掛けていきましょう💪

最後に、いつも私の視点をちょっと高くしてくれるジンジニアコミュニティの皆さん、ありがとうございます!


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