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Here is the new CINDERELLA


先日、待ちに待ったCamila Cabello主演の「CINDERELLA」がAmazon Primeで公開されました。彼女が主演するというニュースを耳にした時から楽しみにしていましたし、You Tubeで公開された予告映像を見た時から、ワクワクが止まりませんでした。

そしてやっと9月3日に公開されてから、もう4回観ました。従来のシンデレラとは異なる、新しい時代のシンデレラです。

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※写真は予告映像のスクリーンショットを貼っていきます。


私は友人にShawn Mendesをオススメされて聴いた「Señorita」でCamila Cabelloの歌声に魅せられたのですが、劇中の1曲目で彼女が歌い出したところから、もう掴まれました。これから始まる物語にワクワクしました。他キャストも本当に歌声が素敵なんです。そして劇中の音楽の種類が多様です。

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王室からのアナウンスメントはラップで行われるという新鮮さ。「Ey!」って始まるんですよ。
元々ラップは聞かない人間ですが、(BTSとBLACKPINKを除いて)もしも政治家の演説がラップでされると面白いなと思ったりしました。特に伝えたい部分で韻を踏んだりしたら、内容が相手の記憶に残りそうじゃないですか?どうですか?演説ラップバトルとか、どうですかね。


そして見ていて楽しかったのは、舞踏会のシーンです。

世界各国から、王子様と結婚したいと願う女性が集います。各国の特色を取り入れたドレスデザインはとても鮮やかで、ヘアメイクと合わせてそれぞれの国や地域のニュアンスを見つけることが楽しかったです。


日本の着物風の生地で作られたドレスを身に纏ったブロンドカラーの髪にかんざしをさしている女性もいました。(本当のところは分からないので私の憶測です)

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また、女性たちが王子様に自分をアピールするように歌って踊るシーンも、語りのようなラップを取り入れていました。それに対する王子様の返答はロック調。面白い。


しかしその中でも私のお気に入り曲はやはり、Camila Cabelloが書き下ろした「Million To One」です。


音楽以外でも、これまでのシンデレラでは描かれなかった、ステップマザー、王様と女王様、王女様。それぞれの性格や過去、関係性、未来についても描かれています。


誰もが、疑うことなく今ある世の中を生きている。そんな中、自分ひとりが疑問を抱き声を上げたとしても、既に出来上がっているシステムと他大多数の意見、受け継がれてきた伝統に、結局は頷くことになる。そんな過去の経験から信じるものが変わってしまっていたステップマザーを、シンデレラがラストシーンで励まします。

男性側の悩みが描かれているところもいいなと思いました。男性に生まれたというだけで負うことになる責任と葛藤する王子様や、その責任を果たすために本来大切にしていたものを見失ってしまっていた王様。

そしてそして、王子様の友人たちが登場するところもいいなと思いました。これまで、王子様の近くにいるのはいつも家来。しかし今回は、王子様の周りには友達がいるのです。いつも4人でいたので花より男子のF4を彷彿させましたが。人生に悩む王子様の側に友達がいる感じは、いいなと思いました。

そして、結末が「結婚」ではないところが、なんとも現代のシンデレラって感じです。しかし、女性が結婚するしかない、商売はできない、などというのはもう既にひと昔前の話だよな、と思ったりはしました。

それでも、すべてのキャラクターに愛されポイントや魅力的な部分を感じられて、私はそれがとても好きでした。そして何より、歌とダンス。

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さて、私はあと何回観るのでしょうか。






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ぽっぽ
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