イラストでnoteに色彩を纏う
noteをはじめて、まもなく2か月になる。
週に2回の投稿ペースで、今回で17記事目。自分を表現する楽しさや言語化できない悩ましさ、読んでもらえた喜びやスキしてもらったときの高揚感(コレ、思いのほか強烈でした)。
noteやってみてよかったと思うことはたくさんあるのだけれど、特にいいなと思っているのは、「みんなのフォトギャラリー」から作品が借りられること。
初投稿のときにはこの機能を知らなかったのだが、2回目からはずっとイラストをお借りしている。特にイラストにこだわっているのは、自分自身が絵が描けないから。こんな絵が描けるのステキだなという憧れの気持ちからだ。(写真ができるわけではないです…)。
どれだけ絵が下手かというと、クラスで「飛行機」の絵を描いたとき(わたしは日本語教師をしている)、学習者に「さかなですか?」と言われるぐらい。初級クラスだったので、誤解を招いては大変、とよっぽどのことがない限り絵は描かないようにしている。
話がそれたが、イラストが借りられることの何が魅力かというと、自分の文章が、色彩を持つようになることだ。
noteでは自分の経験やエピソードをもとに書いているのだけれど、各々のエピソードにはそのときの背景や人物の息遣い、匂いや空気感や温湿度や感情が隠れている。ポップな気分やノスタルジックな気分、メランコリックな気分。
具体的なイメージと抽象的なイメージが綯交ぜになっていて、文章を書いているときも、ぼんやりと色がついている。
そのぼんやりとしたイメージを、「みんなのフォトギャラリー」の作品がイキイキと表現してくれる。初めてイラストを使わせてもらった自分の投稿をみたとき、そう思った。
いつも自分の文章を完成させてから、「みんなのフォトギャラリー」を眺める。キーワード検索機能はあえて使わず、最初から順番に丁寧に見ていく。その時点で、自分の中でコレというイメージがはっきりしていることもあるし、そうでないこともある。たいてい頭の中にはいくつかキーワードがあって、それと照らし合わせながら探していく。
この作業が、楽しい。
たくさんの作品の中から、今自分の中にあるものを表現してもらえるものを見つける。思わず寄り道をしてしまうこともある。ステキなイラストにじっと見入って、いいなあと思う。
さらには、自分発信ではなく、作品からインスピレーションを受けて、自分の文章を再解釈するようなこともある。贅沢にも勝手にコラボをしている。
もしかすると、作家のみなさんの意図とは違う使い方をしていることもあるかもしれなくて、そこは少し心配なところだ。(もしそんなことがあれば、教えてください)。
作家のみなさんに敬意を表しつつ、これからもこんな非言語コミュニケーション、勝手にコラボを楽しんでいきたいと思っている。