シェア
らいりな
2020年1月31日 15:55
最高気温は7度の日だった。暖冬にも程があり、我が校恒例のスキー研修も、雪が積もらないからという理由で異例の取り消しが発表された中での、突然の寒威だった。 今風に綺麗で、かつ、荘厳な重々しさも持つ入り口から、受付に入る。 女子風呂準備できてるか確認してきて フロントからスタッフへの伝言で、1番風呂かつ貸切なことを悟る。脱衣所を開けると、もちろん1人である。浴室に足を踏み入れると石の床がと
2020年1月14日 15:56
14:00からの営業のところを14:03に訪問した。めちゃくちゃ張り切って来たように見えたのだろう、チャキチャキした女将さんから、どちらから来られたんですか?と訊かれた。 別府です。学校帰りに来ました。 そう伝えると、私へのイメージは、〔温泉を訪れるイニシアチブな旅行客〕から〔温泉道を歩む高校生〕にチェンジしたようで、 スタンプそこにありますから、押してくださいね と温泉道に導かれ
2020年1月15日 15:41
男湯と女湯の入り口はもちろん別である。でも番台の場所が同じである。もうわけがわからない。入り口を分ける意味があるのだろうか。脱衣所が繋がっている、というと正しくはないが、脱衣所が男女別、というのも正しくはない。女性ロッカーの1番出口側を使うと余裕で男側に見えてしまうということに気が付いたのは、入浴を終えて着替えている時だった。 あんたな、あんたな、そこな、こっちきよえ。見えるで。 驚
2020年1月13日 11:02
別府の温泉には多い形態であるのだが、ここはぬる湯とあつ湯の2つに分かれている。一旦ぬる湯を経由したあとあつ湯に入ったら、ぬる湯につかっているおばちゃん3人からびっくりするような雰囲気を感じ取り、というのも、風呂の中は真っ白と言っていいほど湯気が立ち込めているのに加え、奇跡の裸眼(裸眼で生きていけることが奇跡)、と言われるほど視力の悪い私からは顔や表情は受け取れなかったという状況だったからである。が
2020年1月13日 00:28
自転車を漕ぐ分には肌寒いかもしれない。だけど帰りには上着が邪魔になるかもしれない。そんな日差しの強いAM11:00だった。 共同温泉を回る時は、ココって、ソトモンのワタシが行ってもダイジョウブなとこやっけ、と不安になる。組合員しか入湯できない温泉だったら、チャリを温泉の前に駐めてその事実を確認しにいくことすら躊躇われる。誰かの家のように佇んでいる春日温泉の番台に、温泉道のスタンプが置いてある
2020年1月13日 00:20
めっちゃええやん。 裸でドアを開けるやいなや、ふと、背伸びしたような関西弁(お笑いをする非関西人にとって関西弁は大人なイメージがあるのだ)が溢れた。脱衣所のロッカーが2つ使われていることを確認していたので、中に人がいることはわかっていたが、声を漏らしてしまった。幸運にも、1人は露天風呂へ、1人はサウナへ入っていたので、勝手に成人式を挙げた私の言葉遣いは独り言で終わった。 オーシャンビューだ