終電の一本前でタイトルを決める

千葉での用事を終えたあと、中華料理店で夜飯を食べて終電一本前の電車で家に帰る。僕がちょっと焦った様子だったからだろう。
「終電ですか?」と訊かれてしまった。
「終電の一本前が終電だから」と返事をしたら、
わけわからないって顔をされた。
自分でもわけわからない。でも本当の終電で帰るのと終電の一本前で帰るのとではまったく心のゆとりが違う。本当の終電だったら、途中でおしっこしたくなっても電車を降りることはできないし、読書に熱中して乗り過ごすことも許されない。何千人もの命が懸っているなかで爆発物処理をするような緊張感だ。終電はそれくらい手に汗握る闘いだ。

お酒を飲んでいればうっかり終電を逃すこともあるし、わざと逃すこともある(終電をわざと逃したエピソードについてはコチラのnoteを読んでください)。

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