ポポ子

大学で芸術学を専攻 現在普通の会社員

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最近の記事

苦手を受け入れること

現在働いている会社は3社目で、ポジションとして最初からバックオフィス部門として入ったはじめての会社だ。 所属部門柄ほぼ全ての部署と関わるが、販売会社なのでメインは営業&マーケティングとの関わりが深く、さらに日常の仕事ではマーケティングの仕事を一部担うことも多い。 ある時のマーケティング部長は実は数字というか分析力が弱かった。 当時の社長は若干ハラスメント気質でしょっちゅうそのマーケ部長を責め立てており、データアナリシスは私に振るようになっていた。 しかし、私は英語が弱い。 海

    • 「魔女の宅急便」という田舎娘の上京物語

      週末の金曜ロードショーは「魔女の宅急便」だった。 そういえば「宅急便」てのはヤマト運輸の登録商標だけど、何か関係でもあるのかと思ってみていたら制作スポンサーにヤマトが名を連ねていた。 クロネコが出てくるからどうしても「宅急便」としたかったのだろうか。 「魔女の宅配便」は語呂が悪い? なんのこだわりなんだろう。 ジブリ映画は子供の頃から見ているが、ジブリがいっぱいコレクションと称したVHSシリーズが販売されたのは1995年以降だった気がする。 初回はトトロだったような。 それ

      • シネコン時代前夜

        私が生まれたのはバブル真っ只中と思われる1987年。 生まれて初めてみた映画はジャン・ジャック・アノー監督の子熊物語だそうだが全く覚えていない。 そもそも2歳の子供を映画館に連れて行くなんてきわめて非常識な親だと思うが、幸いぐずることなく1本鑑賞できたらしい。 もしかしたら寝てたのかもしれないがどちらにせよ覚えてない。 私の両親は晩婚で、父は特に子供に合わせた生活なんてものが一切できない人間だった。 ファミレスは好きなメニューもないしファミリー客がうるさいから嫌だとかなんと

        • 【映画感想】シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!

          U-NEXTで新規入荷作品で上がっていたのでなんとなしに見てみましたが、かなり好みな映画でした。 私が今まで出会ったインテリ男性トップ3のうち2名が好きな小説・舞台として、シラノドベルジュラックを挙げていました。 なんでも辰野隆の名翻訳が「カッコいー!」のだそう。 これは有名なラストシーンのシラノのセリフ、 「C'est mon Panache. ーそれは私の心意気だ。ー」 Panacheていうのは帽子の羽飾りのことだそうですが、これを心意気と訳したのがそれまでのストーリー

          【映画感想】男はつらいよ

          2019年12月の日記転載 忘年会や行きつけの店への挨拶まわりもひと段落した昨日は、「男はつらいよ」の新作を観てきました。 映画配給の分析業務をしてる子が「この映画の顧客が異常値を叩き出してるんですよ!」といってました。 要は普通の映画顧客の外れ値にあたる年齢層が異様に食いついているらしいのです。 オープニングの桑田佳祐歌唱の主題歌。 これがのっけから最悪です。 興醒めです。 下手くそな啖呵切りからのモノマネが本当に不快で、一気に期待が不安へと変わりました。 誰得なんです

          【映画感想】男はつらいよ

          【映画感想】竜とそばかすの姫

          2021年8月の日記転載 書かずにはいられないほどやばい映画だった。 弁明させてほしい、私は見たいわけじゃなかった、あくまで付き合いです。 一銭も払ってないけどそれでも時間を費やしてしまったことが悔しい。 そんなレベルの映画です。 幼い頃、マァムが大雨の日に川の中洲に取り残された他人の子供を助けるために救助に向かって亡くなってしまい、父一人子一人+なぜか右前足が切断された犬との2人と1匹で田舎暮らしをしている冴えない主人公が、バーチャル世界でバズるのですが、 おあつらえ向

          【映画感想】竜とそばかすの姫

          【映画感想】劇場版テニプリ

          2021年10月の日記転載 昨日高校の友人に誘われて見に行きました。テネットより難解と聞いて。 そもそもこの漫画私が中学生ぐらいの時からやってて、私は1冊も読んだことないのですが中学生がテニスするだけのはずなのにドラゴンボールのような展開になるとか、格闘技マンガだとか言われており、なんのこっちゃだったのですがこの度その意味が分かりました。 あと腐女子御用達だってのも。 おおまかなストーリーは ・主人公はテニスをたしなむ帰国子女の中学生 ・主人公の父親は全米オープン決勝ま

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          SDGsという違和感

          数ヶ月前に見たNHKの100分de パンデミックで言ってたことがとても印象的で たとえばSDGsは「民主主義の用意した耳障りのいいストーリー」に飛びついてるにすぎない すでにあった貧困や干ばつや飢餓などの現実から目を背けるために夢を見続ける(フロイト/夢 のラカンの解釈)=新しい現実にすり替える もう、本当共感した。 散々美味しい思いしてきた世代が急に何かを悟ったようにSDGsとか言い出すムーブメント?集団ヒステリー?が気持ち悪くて、毎度根拠のないベンチマークで語る国連も

          SDGsという違和感

          男尊女卑のおかげで年収アップ

          私は5年前に日本企業→外資企業に転職しました。 以前勤めていた日本企業はいわゆる旧財閥系の某大手企業の子会社でしたが、何事も旧態依然としており、なにより男尊女卑文化が根強かったです。 男の人はすいすい昇格試験を受け、同じ社歴、同じ仕事をしていても女の人のマネージャーはいませんでした。 また、本体からあぶれてきたオジサンたちが幅を利かせているのですが、本体からはじかれた人々だからか、一癖も二癖もある人ばかり。 そんな中、「女性活躍委員会」なるものが本体所属で当社営業→総務に異動

          男尊女卑のおかげで年収アップ